ジムに行ったことが無くて何も分からない
どのジムを選べば良いの?
初心者にとっては何かとハードルが高いジム選びやジム通い。
ジムに通った方が良いと思っていても、選び方や持ち物が分からなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ジム初心者が参考にすべき選び方や持ち物・知っておくべきマナーなどについて詳しくご紹介します。
初心者向けのジムと選び方
初心者向けのジムを選ぶポイントは以下の5つです。
- ジムの種類を把握する
- 通いやすい場所にあるか
- 無料で見学や体験があるか
- 料金プランは自分に合っているか
- トレーニングのメニューは自分に合っているか
選び方のポイントを把握すれば、トレーニングジムの候補を絞り込めます。
1つずつ見ていきましょう。
ジムの種類を把握する
ジムを選ぶ前に、まずはジムの種類を把握しましょう。
ジムの種類を把握すれば、自分に合ったトレーニングができるジムを選べます。
トレーニングジムの主な種類は以下の3つです。
- フィットネスクラブ
- パーソナルジム
- 24時間営業のコンビニ型ジム
それぞれの特徴を把握して、自分にあったジムを選びましょう。
フィットネスクラブ
フィットネスクラブは、健康維持を目的としたトレーニングジムです。
フィットネスクラブの魅力は以下のとおり。
- 自分の好きなトレーニングができる
- 筋トレだけでなく健康維持も期待できる
- マシンだけでなく他のスポーツもできる
フィットネスクラブの魅力は、楽しみながら筋トレや健康維持ができるところ。
豊富なマシンを取り揃えており、自分が鍛えたい部位に合わせてトレーニングできます。
また、筋トレ以外のスポーツができるところもおすすめポイント。
ヨガやプールを楽しめるフィットネスクラブもあり、健康維持への効果も期待できます。
一方、フィットネスクラブのデメリットは、以下のとおりです。
- マンツーマンの指導はない
- どのトレーニングをするか考えなくてはいけない
自分で自由にトレーニングができる反面、トレーナーからの指導は受けられません。
メニューによっては一部トレーナーがつく場合もありますが、基本的には自分ですべて考えながらトレーニングする必要があります。
自分のペースで好きなトレーニングをしたい方にはおすすめできるジムです。
パーソナルジム
パーソナルジムは、ボディメイクを目的とした本格的なトレーニングが魅力のジムです。
パーソナルジムの特徴は、以下のとおり。
- トレーナーがマンツーマンで指導
- 目的に合わせて最短距離でトレーニングできる
- 食事管理なども行ってくれる
パーソナルジム最大の魅力は、トレーナーがマンツーマンで指導してくれるところ。
専門知識をもったトレーナーが、プロの目線から本格的なサポートをしてくれます。
また、ユーザーに合わせたメニューを提案してくれるところもメリット。
入会後におこなうカウンセリングでは、ユーザーに合わせたトレーニングの立案と、食事管理をおこなってくれます。
一方、パーソナルジムには以下のようなデメリットも。
- 入会金と月会費が高い
- 徹底されたトレーニングがキツい
短期間で集中してボディメイクするため、費用が高い傾向にあります。
トレーナーの人件費や設備投資に費用をかけてる関係で、料金の相場は20万円〜35万円になります。
また、人によってはトレーニング内容がキツいと感じる方も。
「理想のボディメイクを実現するため」と覚悟を決められる人にはおすすめのジムです。
24時間営業のコンビニジム
コンビニジムは、24時間営業の無人型フィットネスジムです。
無人で人件費もかからず手頃な価格で通えることから、徐々に人気を集めています。
コンビニジムの特徴は、以下のとおりです。
- 好きな時間に利用できる
- 全国どこでも利用できるプランもある
- 自分のペースで通える
コンビニジム最大の魅力は、いい意味で本気度が低くても通えるところ。
手頃な価格で本格的なマシンを使用できるため、気軽に効果的なトレーニングができます。
また、24時間営業で好きな時間に通えるのもメリットのひとつ。
ジムによっては全国どこでも通えるプランがあり、旅行先や出張先でも利用できます。
無人がゆえに「防犯面」の心配がありますが、セキュリティ対策もばっちり。
防犯カメラやセキュリティカードにより、安全にトレーニングできる環境となっています。
自分のペースで、気軽にトレーニングしたい方におすすめなジムです。
通いやすい場所にあるか
ジムの選び方1つ目は、通いやすい場所にあるかどうかです。
通いやすい場所にあるジムを選べば、継続的に適度な頻度でトレーニングできます。
トレーニングは、通常2日〜3日に1回程度おこなうのが理想。
しかし、週5日働いている方にとって、2〜3日に1回のジム通いはハードルが高いです。
もしジムが最寄り駅や自宅の近くにあれば、通うハードルが一気に低くなります。
ジムを選ぶ際は、最寄り駅や自宅付近など、通いやすい場所にあるところを選びましょう。
無料で見学や体験があるか
ジムの選び方2つ目は、無料で見学や体験ができるところを選ぶことです。
無料見学や体験ができれば、入会前にジムの雰囲気やトレーニング方法が確認できます。
トレーニングジムは、企業によって雰囲気や特徴が異なります。
- 本格的なアスリートが通うジム
- 軽い運動が目的なユーザーが多いジム
- 女性が通いやすい雰囲気のジム
など、通うユーザーによって雰囲気が変わることも。
事前に見学や体験をすれば、ユーザーが実際に利用している姿を確認できます。
また、トレーニングを体験して、本当に続けられそうか判断できるところもメリット。
ジムを選ぶ際は、見学や体験を利用して継続できるかどうか確認しましょう。
料金プランが自分に合っているか
ジムの選び方3つ目は、料金プランが自分に合っているかどうかです。
自分に合った料金プランを選べば、トレーニングを継続することができます。
ジムの料金形態は、企業やジムの種類によって異なります。
以下、一般的に人気のあるジム3種類の料金相場をまとめました。
ジムの種類 | 相場(月額) | 特徴 |
---|---|---|
フィットネスクラブ | 10,000円前後 | 自由にトレーニングできる |
パーソナルジム | 100,000円以上 | トレーナーがマンツーマン |
24時間型コンビニジム | 5,000円〜8,000円 | 無人で24時間利用可能 |
上記のように、ジムの種類によって料金プランにかなりの幅があります。
それぞれの特徴を把握したうえで、予算をいくらまでにするか決めておきましょう。
トレーニングのメニューが自分に合っているか
ジムの選び方4つ目は、トレーニングのメニューが自分に合っているかどうかです。
鍛えたい部位に特化したメニューを選べば、効率よくトレーニングができます。
具体的な特化メニューの例は、以下のとおりです。
- 二の腕に特化したメニュー
- 下半身に効果的なメニュー
- 全身のボディシェイプに効果的なメニュー
上記のように、部位を絞り込むことで無駄なく短期間での効果が期待できます。
ジムによっては特化メニューがない場合もあるため、入会前に確認しておきましょう。
ジム初心者に必要な持ち物
ジム初心者に必要な持ち物は以下のとおりです。
- 入会金や入会に必要な書類
- スポーツウェア
- シューズ
- タオル
- 飲み物
入会金や入会に必要な書類
まずは、入会に必要なものを用意しましょう。
- 入会金
- 月会費(1〜2ヶ月分が相場)
- 支払い用のクレジットカード
- 引き落とし用の口座がわかるもの
上記はジムによって異なりますが、初月の出費が多くなる場合は注意が必要です。
パーソナルジムなどは高額になるケースもあるため、事前に把握しておきましょう。
スポーツウェア
ジムに使用するスポーツウェアは、自分で用意しましょう。
特にドレスコードは決まっていないため、動きやすい服装であれば問題ありません。
おすすめは、機能性やデザイン性にこだわったウェアです。
機能性の優れたトレーニングウェアを選ぶメリットは、以下のとおり。
- 汗がすぐ乾くので快適
- 動きやすくトレーニングしやすい
- 抗菌防臭機能があればニオイの気にならない
汗を吸収してすぐ乾く「速乾性」の優れたウェアは、快適なトレーニングを実現します。
また、動きやすさを重視した伸縮性や、ニオイを消してくれる抗菌防臭機能のついたウェアもおすすめです。
機能性のあるウェアを選べば、トレーニングに集中できる環境をつくれます。
ちなみに、ジムによってはウェアを預けたり、レンタルしたりすることも可能です。
ジムによっては洗濯してくれるところもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
シューズ
ウェア同様に、ジム用のシューズも自分で用意する必要があります。
ジム用のシューズは、以下の3種類から選ぶといいでしょう。
- オールマイティタイプ
- ランニングタイプ
- ウェイトトレーニングタイプ
オールマイティタイプ
オールマイティタイプは、ジム全般で使える万能なシューズです。
ジムでは、ランニングマシンを使用した有酸素運動から、マシンを使ったウェイト系など、さまざまなトレーニングができます。
オールマイティタイプを選べば、有酸素運動やウェイトトレーニングに関係なく使えるでしょう。
ランニングタイプ
ランニングタイプは、ランニング系のトレーニングに適したシューズです。
軽量かつクッション性も優れているため、長時間のトレーニングでも疲れにくいメリットがあります。
ランニングタイプは、大きく分けてレース用とトレーニング用の2種類。
レース用は軽い反面、トレーニング用よりもクッション性が劣ります。
もし選ぶなら、軽さとクッション性を兼ね備えた「トレーニング用」がおすすめです。
タオル
汗をかいたときに必要なタオルも用意しましょう。
ジムによっては、タオルを有料でレンタルできるところもあります。
飲み物
必要ならトレーニング用の飲み物も用意しましょう。
トレーニング前後や途中など、タイミングによっておすすめの飲み物は異なります。
それぞれのタイミングでおすすめな飲み物は、以下のとおり。
飲み物 | 含まれる成分やおすすめの理由 | |
---|---|---|
トレーニング前 | コーヒーや緑茶 | カフェイン:疲労軽減や集中力向上に効果的 緑茶ポリフェノール:脂肪燃焼に効果的 |
トレーニング中 | 水やスポーツドリンク | トレーニングで失われた水分を効率的に補給できる |
トレーニング後 | プロテイン | タンパク質:筋繊維の修復に効果的 |
ジム内でも購入できるものがほとんどのため、無理に持ち込まなくても問題ありません。
だだし、少しでも節約したい方は積極的に持参しましょう。
ジム初心者が注意すべきマナー
ジム初心者が注意すべきマナーを、以下の項目別で紹介します。
- マシンを使用するときのマナー
- 施設内でのマナー
- 人に対してのマナー
自分以外にも多くの人が利用するジムには、さまざまなマナーが存在します。
マナーを知って、気持ちよくジムが利用できる準備をしましょう。
マシンを使用するときのマナー
マシンを使用するときのマナーは、以下のとおりです。
- 正しく丁寧に使う
- マシンを使い終わったら拭く
- マシンや器具を正しい場所に戻す
- マシンを独占しない
正しく丁寧に使う
トレーニングマシンは、使用方法を守って丁寧に使いましょう。
マシンを正しく使う理由は、以下の2つです。
- 怪我をしないため
- マシンの効果を最大限発揮するため
重量のあるマシンは、使い方を間違えると筋肉や関節などを怪我する可能性があります。
また、マシンの機能を最大限活かせなくなってしまうところもデメリットのひとつです。
トレーニングマシンは使用方法を守って、効率よくトレーニングしましょう。
また、丁寧に扱い、故障させないことも大切です。
トレーニングマシンは正しく丁寧に扱い、すべてのユーザーが気持ちよくジムを利用できるよう心がけましょう。
マシンを使い終わったら拭く
トレーニングマシンに付着した汗や汚れは、かならず拭き取りましょう。
ジムでは、1つのマシンを複数のユーザーが交代で使用します。
汗や汚れが付着したままだと、次に使う人が不快な思いをしてしまいます。
次に使う人が気持ちよくマシンを使えるように、マナーは守りましょう。
マシンや器具を正しい場所に戻す
マシンや器具を使い終わったら、かならず元の場所へ戻しましょう。
正しい位置に戻す理由は、以下のとおり。
- 次の利用者が使いやすいようにするため
- 足元の放置が原因でつまずく危険性をなくすため
マシンや器具を正しい位置に戻せば、次の人が使いやすくなります。
また、あるべき場所に戻せば床の放置も防げるため、器具で躓いたりぶつけたりすることも防げるでしょう。
ジム内では、ホスピタリティが大切です。
ホスピタリティとは、心のこもったおもてなしのことを指します。
相手を思いやったり、お互いを気遣ったりする場面でよく使われる言葉です。
多くの人が通うジムでは、すべての人が気持ちよくトレーニングできる環境を「ユーザー自身」で整える必要があります。
すべてのユーザーが気持ちよく利用できるよう、マシンや器具は元の場所へ戻しましょう。
マシンや器具を独占しない
ジム内では、マシンや器具を独占しないようにしましょう。
独占しなければ、ユーザーが公平にマシンや器具を利用できます。
マシンや器具の台数は決まっており、混雑している時間帯だと使えないユーザーがでてきてしまいます。
他の台が空いているならそこまで気にする必要はありません。
しかし、すべての台が埋まっている場合は、時間を決めて次の人に譲りましょう。
使用時間のおおまかな目安は、以下のとおりです。
- 有酸素運動系のマシンなら「30分」が目安
- ウェイト系のマシン、器具なら「10分」が目安
譲り合いの精神を大切にして、気持ちよくジムが利用できるようにしましょう。
施設内でのマナー
施設内でのマナーは、以下のとおりです。
- 床に汗を撒き散らさない
- シャワーの使い方に注意する
床に汗を撒き散らさない
ジム内では、床に汗を撒き散らさないようにしましょう。
床に汗が付着している状態を放置すると、他の人が滑ってしまう可能性があります。
基本的には「タオル」を常備し、常に汗を拭ける状況にしましょう。
シャワーの使い方に注意する
ジムでは、シャワーの使い方にも注意が必要です。
注意するポイントは、以下のとおり。
- 長時間使用しない
- シャワーヘッドを正面に戻す
シャワーを使用する際は、次の利用者のことを考えることが大切です。
シャワーの台数は限られているため、長時間使用しないようにしましょう。
また、次の利用者が使いやすいようにシャワーヘッドを正面に戻すのもマナーの一環です。
ホスピタリティをもって、ジム内の施設を利用しましょう。
人に対してのマナー
人に対してのマナーで気をつけるポイントは、以下のとおりです。
- ちゃんと挨拶をする
- 不要な声がけをしない
ちゃんと挨拶をする
利用者やスタッフに対して、最低限の挨拶はしておきましょう。
積極的に挨拶する必要はありませんが、マシンを交代するときや帰り際の一声など、人として最低限のマナーは守るのがおすすめです。
不要な声がけをしない
利用者やスタッフへの不要な声がけはやめましょう。
ジムの目的はあくまでトレーニングであって、コミュニケーションではありません。
中には、出会いを目的としてジムに通う人もいます。
ただし、出会い目的はジム本来の利用方法ではないため、基本的にはNGです。
不要な声がけはせずに、トレーニングに集中しましょう。
ジム初心者のよくある質問
ここでは、ジム初心者でよくある疑問や質問を紹介します。
入会前の疑問や不明点をなくして、納得した上でジムを選びましょう。
- 初めてのジムは何からすればいい?
- 初めてのジムが怖い場合はどうすればいい?
- 初心者向けのメニューはある?
- 初心者は週に何回くらいジムに通えばいい?
- 初心者がジムに通うメリットは?
初めてのジムは何からすればいい?
ジムのトレーニング手順は、以下のとおりです。
- 準備運動
怪我の防止や体をほぐす目的 - トレーニング
ウェイトや有酸素などマシンを使ったトレーニング - クールダウン
ストレッチなどで筋肉を回復
ジムのトレーニング手順は、通常の運動と同じです。
ジムでは本格的なトレーニングをおこなうため、準備運動を怠ると怪我に繋がります。
また、トレーニング後のクールダウンも大切です。
安全にトレーニングするためにも、正しい手順でトレーニングしましょう。
初めてのジムが怖い場合はどうすればいい?
はじめてのジムが怖い場合、見学や体験を利用しましょう。
ジムやユーザーの雰囲気を事前に確認すれば、自分に合っているかどうか判断できます。
また、可能であれば友人や家族との入会もおすすめです。
知り合いがいるだけで安心感がでるため、選択肢として考えておきましょう。
初心者向けのメニューはある?
ジムによっては、初心者向けのメニューもあります。
利用者の経験やレベルに合わせてトレーニングすることが可能です。
気になるジムがあれば、メニューの内容も確認しましょう。
初心者は週に何回くらいジムに通えばいい?
週2〜3回程度通うのがおすすめです。
筋トレによって破壊された筋繊維は、再構築に48〜72時間ほどの時間を要します。
再構築後であればさらに筋肉が強くなるため、効率よく筋肉を鍛えることが可能です。
違う部位を鍛えるのであれば、毎日通っても問題ありません。
しかし、初心者のうちはマシンや器具の使い方にも苦労するため、慣れるまで同じトレーニングをおこなうのがいいでしょう。
ジムに慣れてきたら通う頻度を増やして、さまざまなトレーニングにチャレンジしてください。
初心者がジムに通うメリットは?
初心者がジムに通うメリットは、効率よく筋トレができるところです。
ジムには高性能のマシンや、専門知識のあるスタッフがいるため、独学で筋トレするよりも効果的なトレーニングができます。
ジムは初心者でも問題ない!
この記事ではジム初心者の方が参考にするべき情報を詳しくお伝えしました。
どんな玄人でも最初はジム初心者です。
また、昨今ジムに通うことは決して珍しいことではなくなりました。
まだジムに通うか迷っている方も気軽に無料カウンセリングや見学などに足を運んでみて下さい。