• 2026.05.20 社長コラム

    監督の「選手抜擢」



    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。

    先日、致知の最新号 井村雅代さんと、岡田武史さんの対談記事を読み、とても心に響いた部分がありました。

    私が特に印象に残ったのは、「メンバー選考」についての話です。

    よく、監督やコーチが
    「メンバー選考が一番つらい」
    と語ることがあります。

    しかし井村さんは、
    「なんで辛いねんと思います。私は全然辛くない」
    と言います。

    理由はシンプルです。

    「強い選手、上手な選手を選び、その中で9番目から12番目を外すだけ」

    つまり、
    勝つために最善の選択をする
    それが監督の仕事だということです。

    そして岡田さんも、まったく同じ考えだったそうです。

    例えば、当時日本サッカー界のスーパースターだった 三浦知良選手を外した時。
    ものすごいバッシングを受けたそうですが、

    「なぜこんなに叩かれるんだろう」
    「自分は監督として、勝つためにベストの選択をしただけ」

    そう思っていたと言います。

    さらに印象的だったのが、

    「俺が責任を取る」

    などと、当たり前のことをわざわざ言うものではない、という話です。

    その背景には、

    「いい人だと思われたい」
    「すごい人だと思われたい」
    「好かれたい」

    という、指導者側のエゴが潜んでいる。

    そして、そのエゴは、些細な言動から選手に見抜かれる。

    そんな話でした。

    私はこの話を聞き、とても考えさせられました。

    誰かを抜擢する時、私は本当に「勝つため」に選んでいるだろうか。

    それとも、
    嫌われたくない、
    いい人と思われたい、
    波風を立てたくない、

    そんな感情が混ざっていないだろうか。





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