この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
これまで50年を超える人生において、私は読書を軽視していました。
正直、スマートフォンで検索し、AIに聞けば何でも瞬時に調べられる時代に、読書はやがて必要なくなるのではないか、とさえ思っていました。調べものをする必要はなくなり、図書館は勉強する場所になる、と思っていました。
しかし、致知出版社 藤尾社長とのご縁を通して、その考えが大きく変わりました。
読書とは、単に知識や情報を得るためのものではない。心の養分をいただくことと学びました。
人生でさまざまな困難、危機に直面したとき、そもそも自分はどんな天命のもとに生きていきたいか、どうありたいか、が無いと、耐えられません。
どう受け止めるのか。どう判断するのか。どう向き合うのか。そのとき自分の中に揺るがない心の根と幹がなければ、人生の暴風で折れてしまいます。
だからこそ、大切なのは「たくさんの本を読むこと」そのものではなく、本物の人間学、本物の本、本物の言葉に出会うことなのだと思いました。また、森信三先生は「一日読まざれば一日衰える」と言われています。
これは食事と同じです。タンパク質(プロテイン)も一日足りないとその分筋肉は減ります。ただ食べてお腹をいっぱいにすればよいのではなく、体をつくるためには、日々良質な栄養を摂らなければなりません。
本物の言葉を心の養分として日々取り入れていくことで、人生に起きるさまざまな現象の「受け取り方」「迎え方」「向き合い方」が変わっていく。読み流すのではなく、ゆっくりでも内省しながら味わう。
つくづく食事と読書は似ていると思います。
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