• 2026.07.26 社長コラム

    結婚式のスピーチ



    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。


    四十年前の本。致知出版社 現代の覚者たち を拝読し、平澤興先生の話に感動し痺れました。

    原文

    ある結婚式に出ましてね。それは学位を持ってる人の結婚式でね。仲人が、ある大学の名誉教授です。その教授が、新郎のことを、「非常によくできる方だ。だが、しかし、少し要領が悪いような、堅すぎるようなところがある」といった。欠点という言葉は使わないが、矢点としてあげているんですね。
    私はその場で初めて新郎に会ったんですが、自分の顔を持った人です。いやみのない、落ち着いた自らの表情を持っている。威張ってもおらないし、おじけてもおらない。いかにも、自然ないい顔。これはいい男だ。同時に、これはちょっと堅すぎるだろうと思っていたら、ちょうど思う通りのことをいわれた。しかし、私は長所として、紹介者は、欠点として、それをみた。
    それで、私はね、予定していた話を変えて申しました。

    「実は今日、新郎と初めてお会いしたが、まず、自分の顔を持っておられることを嬉しく思いました。要領が悪いというようなお話もあったが、いかにも、私の若いときのことをいわれているような気がします。私は四十年間、筋運動の研究をやってきたので、笑っておっても、怒っておっても、その人の本来の表情がよくわかりますが、その点、今日の新郎はいかにも素晴らしく私は心をうたれている。これは四十年間、運動神経をやってきた私がみてのことだから、人相見より、もっと確かです。
    要領が悪いかもしらんが、これこそが本物であるということの証拠であって、そこにあなたの魅力があるのです。それはあなたの素晴らしさの証拠であり、決して賢い人の真似をしたり、要領のよさなんて身につけることはない。あなたの要領の悪さということこそが、あなたの生真面目な生の姿なんだから、それを成長させなさい。自分というのを欺かないで、あくまでもそれを成長させなさい。あなたの将来は私が保証します・・・」
    みんな、目を丸くして聞いてましたね。でも、これはお世辞でもなんでもなく、私は信念を持っていってるんです。いやぁ、親が喜びましたね。


    以上

    私は、実にかっこいいと、猛烈に感動しました。

    私もよく結婚式や式典でスピーチをさせて頂きます。
    ただ表面を褒める、お世辞、愛情だけでない。本質をつく、欠点にみえるところに良さも見出せる。。平澤先生のように、心に火を灯す、スピーチの達人になります。





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