この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、11名で集まる勉強会で、興味深い話になりました。
ある方が、
「私は、どうしてもサッカーを好きになれない」
と言われたのです。
その理由は、サッカーには「フェアプレーの精神が足りないように感じる」というものでした。
少し接触しただけで大げさに倒れ込み、痛がる。明らかに演技と思えるようなアピールをする。ユニフォームを引っ張る。意図的にファウルをする。勝っていれば、少しでも時間を稼ごうとする。
もちろん、それも勝つための戦術であり、すべての選手がそうではありません。しかし、そうした「ずる賢さ」までが一つの技術や戦術として評価されることに、どうしても違和感があるというのです。
すると、その場にいた11人のうち4人が同意しました。「自分も同じように感じていて、今回のワールドカップもあまり見ていない」と。
私は、普通にワールドカップを楽しんで見ていますが、確かにその気持ちも分かるなー、と思いました。
そして、もう一つ印象に残る話を聞きました。
女子サッカー日本代表が世界一になったときのことです。
世界で勝つためには、日本ももっと「ずる賢さ」を身につけなければならない。そんな声もあったそうです。
しかし、彼女たちは「日本らしいフェアプレーを貫こう」という精神を大切にし、見事、世界一の称号を手にしました。
この話を聞いて、私は日本人の美徳について考えました。
勝てば何でもいいのではない。
正々堂々と戦い、その上で勝利を目指す。
スポーツには、人間の生き方そのものが表れるように思います。
勝つために手段を選ばない強さではなく、フェアプレーを貫きながら勝つ強さ。
日本人の美徳でかっこいい、と思いました。
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