• 2025.12.30 社長コラム

    年末に時間が速く感じる理由



    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
    いよいよ、今年もあと2日となりました。

    実家の母が「時間の経つのが早いよ」と言うようになりました。

    皆さんは、小学生の頃よりも、今のほうが時間の流れが速く感じませんか。
    私も、小学生の頃はもっと1年が長かったようにも感じる事があります。


    一年が、あっという間に終わる。
    気づけば、もう年末。
    そんな感覚を持っている方も多いと思います。

    これは「ジャネーの法則」によるものです。

    人は、
    人生における「経過時間の割合」で、時間を感じている
    という法則です。

    たとえば、
    10歳の子どもにとっての1年は、人生の10分の1。
    50歳の大人にとっての1年は、人生の50分の1。

    同じ1年でも、心が感じる「重さ」や「長さ」は、まったく違うのです。

    だから年齢を重ねるほど、時間は速く流れるように感じる。

    もう一つ、大きな要因があります。
    それは、「初めて」が減ることです。

    子どもの頃は、毎日が新しい体験の連続でした。
    初めて見る景色、初めて知る言葉、初めての挑戦。

    一方、大人になると、日常は慣れたことの繰り返しになります。
    すると脳は、時間を短く認識する。

    つまり、
    時間をゆっくり感じるかどうかは、
    年齢ではなく、日々の過ごし方に左右されるようです。


    時間は誰にとっても平等。
    しかし、感じ方は、自分で変えられる。

    私はどうせなら、なるべく長く感じられる時間を、味わいたいと思います。





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