この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、致知出版 柴田さんにファシリテーションをお願いし、社内木鶏会をやりました。
多くの学びがあり、思わず涙してしまう場面もありました。
その中で、私の心に最も深く響いた言葉があります。
「教育とは、心のコップを縦にすること」
心のコップが斜めだったり、下を向いていたりすれば、
どれほど愛のある言葉も、
叱咤激励も、
どれほど良い教えであっても、まったく入ってこない。
この言葉は、ストンと、私の心に入りました。
振り返ると、私自身も未熟な頃は、
ひねくれていて、根拠のない自信だけはあり、
どこかで世の中を舐めていました。
環境問題や社会貢献といった言葉を、
「青臭い」「綺麗事」「鈍臭い」
そんなふうに感じていた時期も、正直あります。
しかし、事業を続ける中、歳を重ねるうちに
何度も壁にぶつかり、苦労を重ねる中で、
一つの真理に行き着きました。
人に喜んでもらわなければ、商売は続かない。
人や世間に喜んでもらえなければ、事業は大きくならない。
小賢しく小銭を稼ぐことはできても、
それでは決して続かない。
この言葉を、私は理屈ではなく、
身をもって理解しました。
教育とは、単に知識を与えることではない。
まず、受け取れる心の姿勢を整えること。
つまり、心のコップを縦にする、それが大前提。
そしてそれは、簡単な事でない。
私の様に経験して身をもって学ばないとなかなかコップが上に向かない人もいるかもしれません。
ただ、人それぞれの実体験を共有し合うことで
色々な角度での気づきは培われると思います。
私自身と社員の幸せのため、成長のため勉強会は継続していきます。
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