七歳の空海が崖から飛び降りる

この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。

日々、困難や課題に悶絶することがあります。しかし、そのたびに試されている。と捉える様にしています。

弘法大師・空海には、七歳の時の驚くべき逸話が残っています。

彼は幼くして「仏門に入り、人々を救う」という使命を抱きました。
しかし願いが許されず、悩み抜いた末に標高481mの断崖へ向かい、天に誓います。

「もしこの願いが天に叶うなら命を助けよ。
叶わぬなら私はここで死のう。」

そして空海は身を投げました。

ところが、その刹那。
お釈迦様と天女が空海を抱きとめ、彼の命を救ったと伝えられています。

この逸話が伝えたいことは明確です。

使命をもつ者は、死に守られる。
役割が残っているうちは、命は奪われない。

アレクサンダー大王の「私はまだ成すべきことがある限り死なない」という信念とも響き合うものです。

人は使命を持った瞬間、覚醒する。
そして、見えない何かに導かれるように、生きる方向へ押し出されていく。

私の使命が本物であれば、天は応援してくれると捉えて、苦汁を味わい楽しみ、精進します。

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