• 2025.12.03 社長コラム

    最大の親孝行は、今の自分が幸せだと思うこと

    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。

    先日、私が敬愛する地元の先輩経営者のお母様がご逝去されました。
    私より一回り以上年上の大先輩で、いつも温かく優しい眼差しの奥に、数々の修羅場をくぐり抜けてきた胆力と気骨を感じる方です。

    その先輩が、言葉に詰まり目を潤ませる姿を見て、私ももらい泣きしそうになりました。
    どんなに強い人でも、どんなに成功した年長者でも、「母を想う気持ち」は同じなのだと、あらためて感じた瞬間でした。

    お母様も、きっと立派な社長へと成長された息子さんの姿を、誰よりも誇りに思い、そして見守ってこられたのだと思います。

    そんなこともあり、私にとっての親孝行とは、一体何なのだろうか、と考えてみました。

    会社を大きくして、たくさんの社員やお客様を幸せにすること。
    有名になること。
    もちろんそれも素晴らしいことです。

    しかし、私が思う「最大の親孝行」は、
    お金や地位とは関係なく、
    「今の自分は幸せです」と胸を張って言える生き方をし、
    それを感謝の言葉で親に伝えること、
    なのだと、あらためて感じました。

    中国の古典『大学』にも、こんな教えがあります。

    「修身斉家治国平天下(しゅうしんせいか・ちこく・へいてんか)」

    まずは自分を整えること。
    次に家庭を整えること。
    その先に、はじめて社会を治め、世の中を良くする力が生まれる。

    つまり、どれだけ仕事で成功しても、
    どれだけ社会的な役割を果たしていても、
    自分自身が乱れ、家庭が崩れていては、本当の意味で世の中を良くすることはできない、という教えです。

    どんな大きな会社の社長でも、家庭や生活が荒れていたら、親はきっと心配します。

    どんなに立派な会社になったとしても、私の家族に笑顔がなければ、親は安心できないでしょう。

    たとえ仕事で苦労していても、
    「毎日が楽しいです」
    「自分の人生に納得しています」
    この一言が、親にとっては何よりの安心であり、誇りになるのでは、と思います。

    さらに言うなら、
    かなり恥ずかしいことですが、私も、父や母に対して、生きてくれているうちに
    「産んでくれてありがとう」
    「おかげさまで、いま私は幸せです」
    こんな言葉を、もっと素直に伝えていこう。
    後悔しないように。





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