この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
大谷翔平らの活躍のおかげで、日本人は誇りを持ち、海外からもリスペクトを受けています。
そんな日本の宝となる人材の誕生に、私達も貢献したいと強く想います。
そんな中、ずっと心に引っかかっているテーマ ――
「アスリートの体験格差」 について記載します。
私は今年だけでも、ジュニアアスリート支援、U30支援プロジェクトで千人を超える若いアスリート達と出会いがありました。
エントリーシートをみたり、面談や対話を重ねるほど、よく見えてくる現実がありました。
それは、競技の才能とは関係なく“環境”によって未来が決まってしまう現実です。
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① 実力、ポテンシャルが発揮しきれない現実
書類では見えませんが、面談をしていると
「この子はもっと伸びる」
「この子は必ず化ける」
と感じる若者がいます。
しかし彼らは、
- 指導者に恵まれない
- 近くに専門施設がない
- 強い選手と戦う機会が少ない
という理由だけで、表舞台に立てていません。
生まれた場所で“天井”が決まってしまう。
これは本人の努力とは無関係の、とても残酷な構造です。
私が通っていた島根の寺領小学校の同級生は男子が13名だけでした。
上級生、下級生を交えてようやく、フルメンバーで野球やサッカーができるという状況でした。
今では過疎化が進み、男女合わせて5名程度が一学年の人数となってしまいました。。
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② チャレンジを続けられないという壁
もう一つ、面談の中でよく聞くのが、
「本当は続けたい。でもお金が足りない」
「海外遠征費が払えず、世界での経験、ポイントが積めない」
という経済的な理由の問題です。
スポーツは見た目以上にお金がかかります。
部費、合宿、遠征、用具、食事、治療、プロテイン。
才能があっても、家庭の負担が限界を迎え、途中で道を諦める選手があまりにも多い。
「努力が足りない」のではありません。
“挑戦を続ける土台”が整っていないのです。
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③ 日本全体の体力の低下問題
試合に出ることだけでなく、スポーツをレクレーションとしても楽しむことも体力を強くする為に、とても大切な人ことです。
体験格差は、実は“個人の問題”ではありません。
国家の損失にも繋がります。
長期的には、日本人の体力、競技力・国力そのものを下げる問題 です。メダルの数も変わると思います。
才能ある若者が活躍できる未来を創るためにどうしたら良いでしょうか?
私はそこに強い危機感と大きな可能性を感じています。
日本の未来を担うのは、今の若者たちです。
彼らが「挑戦したい」と願ったとき、その背中を押せる社会でありたい。
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これは「この国の体力を強くする」ために、今の私が果たすべき使命だと思っています。
小さな事からでも、出来る限り、取り組みたいです。
ぜひ同志の方々
どうぞ、一緒に取り組みをしましょう。
よろしくお願いいたします。
◇U30アスリート支援プロジェクト
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