• 2025.11.09 社長コラム

    モンスターペアレント

    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。

    先日、東京都教育委員会が、「モンスターペアレント」と呼ばれる保護者への対応ガイドラインを発表しました。
    面談は30分以内、録音・録画も可。繰り返される過度な要求には、弁護士が代理で対応する。
    とのこと

    恐らく、我が子可愛さの余り、盲目的に文句やクレームをつける親もいて、まさか自分がモンスターペアレントだという自覚が無い夫婦が多いのでは?と思います。

    このようなガイドラインが出ることはひとつの、抑止や指摘の機会にもなり、良いことだと思います。



    教師といふもの

    それにしても
    教師という職業は、なんと辛い立場になったのだろう。

    子どもを叱ることも難しく、保護者からのクレーム対応に追われ、
    感情を押し殺して働く――。
    そんな現場の声を聞くたびに、「教師とは、これほどまでに孤独な仕事だったか」と感じます。

    最近の「なりたい職業ランキング」を見ても、教師の人気は急落しています。
    かつては、子どもたちの憧れの職業の常連でした。
    私は、小学生の時に毛利悦子先生に教えてもらった「成せば成る、成さねば成らぬ何事も、成らぬは人の成さぬなりけり」を今でも糧にしています。
    私も、教師になって、子供の未来を照らす存在になりたい、という夢もひとつありました。

    それが今は、責任とリスクばかりが重くのしかかる仕事と見られる。



    叱れない社会

    今は、少し注意をしただけで「パワハラ」と言われる。
    SNSでは先生の言動が切り取られ、誤解が拡散される。
    子どものために動いたはずが、一瞬で“加害者”のように扱われることもある。
    教師たちは、常に何かに耐えながら、押さえながら仕事をしているのです。



    日本の宝を育てる「誇り高き職業」へ

    未来の宝である子どもたちの心の土台をつくる教師は、
    誇り高く、リスペクトされる存在であってほしい。
    私はそう願っています。

    例えばですが、道徳の時間を設けて
    経営者や会社で活躍したリーダーが、引退後に教師として次世代を導く社会はどうだろうか、と。
    実践で培った知恵や誠実さを、人生の集大成として子どもたちに伝える。
    それは、日本の人間力の底上げでもあります。

    私も、大学の臨時講師として授業をさせて頂くことがありますが、
    若い人たちに伝えたいのは、幸せになるために、
    「誠実に生きること」「高い志を持つこと」
    「毎日を精一杯生きること」「約束を守ること」「働くことが如何に成長の機会となるのかる」
    そして「親や先祖、周囲への感謝を忘れないこと」。
    色々と教えてあげたい。と思います。



    教科書に見る日本の未来

    教師が真にリスペクトされる様になれば、この国の未来はもっと明るくなる。

    歴史の教科書も改善すべきだと思います。
    私は、先日京都大学名誉教授 中西輝政先生から、「子供がどんな歴史を学んだいるか、教科書を見れば、その国の未来が分かる」と、教わりました。
    日本の古き良き伝統、文化もしっかりと継承すべきです。

    政治家の方、ぜひご検討ください。
    私も微力ながら、できることは、やっていきたいと思います。

    参照
    面談は30分以内、やりとり録音 都教委、モンスターペアレント対応案(毎日新聞)






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