120歳までアクティブに活きる未来を創る、アルプロンの坂本です。
サントリーの元会長の新浪さんが、福岡県警による家宅捜索を受け、違法薬物(大麻由来成分「THC(テトラヒドロカンナビノール)」)を含む可能性のある製品をアメリカから輸入した疑いが浮上しました。
本人は「適法だと思っていた」と説明し、実際に所持や使用の証拠は見つかっていないとのことですが、この影響を受け、新浪さんは2025年9月1日付で会長職を辞任しました。
所持していたのはCBDだったとのこと。
**CBD(カンナビジオール)**とは、大麻草に含まれる成分の一つで、精神をハイにする作用を持つTHCとは異なり、依存性や陶酔作用がほとんどないとされています。
欧米ではリラックス効果や睡眠改善などの健康用途として、オイルやサプリ、飲料などに広く利用されています。
しかし、日本では規制が非常に厳しく、原料の部位や混入成分によっては違法とされます。
海外で一般的に流通しているCBD製品の中には、微量のTHCが含まれている場合があり、これが大きなリスクにつながるのです。
私も実は日本メーカーのCBDをサンプルで頂き、使用したことがあります。
正直に言えば、私はあまりリラックスや睡眠の改善を感じることはできませんでした。
しかし、何人かの方からは「ぐっすり眠れた」「落ち着いた」といった体感の声を聞いたことがあります。
やはり体質などによって効果の出方は変わるのでしょう。
ただし、普通の人がCBDを所持していただけで家宅捜索になるとは考えにくく、
警察が相応の事件性を感じ、一定の確信を持ったからこそ動いたのだと推察します。
ここから学べるのは、海外で認められている素材や成分であっても、日本国内では規制や社会的評価が大きく異なるという点です。
特に海外のサプリメントを個人が通関しないでお土産で持ち帰るのはリスクがあります。
経営者や企業にとっては「良いものだから使えばいい」では済まされず、安全性・合法性・社会的信頼をどう守るかが最も重要になります。
今後も可能性を探りつつ、安全性・コンプライアンス・レピュテーションリスクを慎重に見極めていきたいと考えています。
新しい成分や技術にはチャンスもリスクも伴います。だからこそ、確かな科学的根拠と社会的信頼を土台に、未来につながる選択を重ねていきたいと思います。
アルプロンは「120歳までアクティブに活きる未来を創る」というビジョンのもと、社員やお客様、そして社会に安心と希望を届けられる存在であり続けます。
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