体重が減るだけで、喜んでいる危険
120歳までアクティブに活きる未来を創る、アルプロンの坂本です。
これから何度かにわたり、流行っているマンジェロについて、ある女性とのやり取りを通して、「痩せること」と「健康でいること」の本質を考えていきたいと思います。
その女性は、美容関係の仕事をしている28歳のAさん。
先日、打ち合わせの場でお話しする機会がありましたが、彼女の言葉に私は少なからず衝撃を受けました。
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「運動なんて大嫌いなんです」
「もともとは太らない体質だったんですけど、20代半ばからラーメンにハマって太ってしまって……」
そんな彼女が “マンジェロ” に手を出したきっかけは、職場の上司からのひと言。
「ちょっと痩せたほうがいいんじゃない?」
そこから、彼女は薬でのダイエットを始めました。
「マンジェロで1ヵ月で4キロ、3ヵ月で12キロ痩せたんです!」
元々62キロだった体重が、今では50キロに。
久しぶりに帰省した際、お母様には「病気になったの?」と心配されたそうです。
彼女はそれを、少し照れくさそうに、でも笑いながら話してくれました。
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でも私は、その笑顔の奥に、危うさを感じました。
正直に言いました。
「もう、それ以上は絶対に痩せない方がいいですよ。」
とかく、体重が減ることを「痩せた」と認識し、つい喜んでしまいがちです。
ですが、本当に大切なのは——
脂肪と一緒に “筋肉” を落とさないこと。
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「食べないで痩せる」ダイエットでは、筋肉の減少を避けられません。
その結果、代謝が落ち、体の土台が脆くなっていきます。
仮に体重が落ちても、それが筋肉だったとしたら?
代謝は落ち、体力も落ち、免疫も落ちる。
そして疲れやすくなり、リバウンドすれば、以前よりも太りやすく、痩せにくい身体になってしまいます。
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「体重が減った」=「健康になった」ではありません。
むしろ、筋肉を落とさずに引き締まった身体をつくることこそが、健康的な痩せ方の本質です。
私はプロテインメーカーの経営者として、ただ「痩せること」ではなく、
健康で、強く、美しく生きることを本気で応援したいと思っています。
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このシリーズでは、Aさんとのやり取りを通して、痩せることの “本質” に少しずつ迫っていきます。
どうか、マンジェロで痩せたと喜ぶ人に届きますように。
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