この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
高校野球が変わってきています。
週休2日、ノーサイン野球、選手との合議制。近年は、練習のタイムパフォーマンスを重視する。
そんな言葉が、甲子園を目指す強いチームでも当たり前になりつつある。
私は先日の日経新聞の記事を読んで、自然と自分の学生時代の部活を思い出しました。
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恥ずかしながら、私も当時は「一生懸命やっているフリ」をしていたことがあります。
「あと3時間あるから、今は少し力を抜いておかないと体力が持たないぞ」
「バレないように、怒られないように」
そんなふうに “練習に集中すること” よりも、“その場をどう乗り切るか” に意識が向いていたことがありました。
指導者からの一方的な指示をこなすことが目的になっていて、評価されるためにどう
見せるかを意識していたように思います。
そこに自分の意思や、主体的な課題意識は、ほとんどなかったように思います。
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そんな私からすると、今の高校球児たちの姿は、本当にまぶしい。
限られた時間で、自分の課題を見つめ、自ら練習に取り組む。
試合中も、監督のサインを待たずに判断し、行動し、振り返る。
「自分で決めたことだから、ミスしても悔いがある。その分、自主的に練習したくなる」
という指導者の言葉に、私は大きな可能性を感じました。
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これはまさに、現代の経営にも求められる “自走型人材” そのものです。
指示を待つのではなく、
課題を見つけ、自分で決めて、動き、そして振り返る。
不確実性と変化が大きなこの時代に、全て経営者が性格な指示を出すことは不可能です。
そのサイクルをまわす力こそ、これからの時代に強い組織をつくる根本だと私は思います。
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大切なのは、「教えること」ではなく、「問うこと」なのかもしれません。
「なぜその行動を選んだのか?」
「どうすれば次はもっと良くなると思うか?」
問いかけることで、考える力が磨かれる。
そして、思考力は判断力と行動力に変わっていく。
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私達世代は「右向け右」の時代から脱皮しなければならないと改めて学びました。
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