• 2025.07.11 社長コラム

    「サンマ1匹5万円」に感じた希望の光

    北海道・釧路市の地方卸売市場で行われた初競りで、サンマに1キロあたり25万円という過去最高のご祝儀価格がつきました。水産加工会社が競り落としたそのサンマは、店頭でなんと1匹5万円で販売され、即完売したそうです。

    釧路港では7月10日未明、秋の味覚であるサンマが初水揚げされ、最大で175グラムという大ぶりの魚体が確認されました。漁協関係者によりますと、これほどのサイズのサンマが水揚げされたのは約20年ぶりとのことです。近年は小型化が進んでいた中でのこの奇跡的なサイズは、今後の漁に対しても希望を感じさせるニュースです。

    ご祝儀価格とはいえ、人手不足などに悩まされていた漁業関係者にとっては、とても喜ばしい、嬉しい出来事ではないでしょうか。

    「1匹5万円なんて高すぎる」と嘆く声もあるかもしれませんが、決して今回獲れた約1300匹全て5万円ではなく、日本人の初モノに対する “粋なご祝儀文化” が表れた、格好良い心意気だと思います。

    何より魚は、良質な脂質とタンパク質(プロテイン)を美味しく摂ることができる、かけがえのない栄養源です。地球温暖化の影響で年々漁獲量が減少している中、このような明るい話題が出たことを、素直に喜びたいと思います。

    そして、「魚を食べ続けられる未来」をどのように守っていくのか。これは、私たちすべての人が向き合うべき大切なテーマです。


    120歳までアクティブに活きる未来を創る、アルプロンの坂本でした。




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