この国の体力を強くするアルプロンの
坂本です。
今日は参議院選挙の日。
SNSやネットを見ていると、さまざまな主張が飛び交っています。
でも、その中には、明らかに偏った意見や、極端な話、拡大解釈も少なくありません。
新聞やテレビの情報がすべて正しいとは言いませんが、報道には最低限、事実の裏付けが検証されます。
一方で、ネットに飛び交う情報の中には、裏付けもないまま、個人の推論があたかも「事実」であるかのように語られてしまうことが少なくありません。
実は、これは選挙に限らず、健康や食事、ビジネスの情報にも当てはまります。
「これは毒だ」「これを食べると老化する」など、不安をあおる言葉ほど、人の注意を引きつけやすいものです。
だからこそ、冷静に落ち着いて情報を見極める力が必要です。
私がいつも意識しているのは、「何を言っているか」と同時に、
「誰が言っているか?」という視点です。
その人の言葉と行動には一貫性があるか?
本当に専門性があるのか?
人生を通じて、その言葉を自ら実践してきた人なのか?
たとえば、「これは絶対に食べてはいけない」と断言する人が、
その主張を10年以上続けて実践してきたのか?
実績や成果はあるのか?
その人の顔色や姿勢、体型から、健康な印象を受けるか?
言葉の強さだけに反応する前に、
「その人自身をよく見る」ことが大切だと思います。
私たちは、選挙でも健康でも、
恐怖や怒りといった感情に動かされやすい生き物です。
だからこそ、極端な意見に流されず、
その人の生き方、姿勢、積み上げてきた実績を見ながら、
納得できる判断をしていきたいものです。
選挙も同じです。
私たち一人ひとりの判断が、この国の未来をつくります。
自分なりの視点でしっかり考え、投票に行きましょう。
坂本雅俊