この国の体力を強くする、アルプロン坂本です。
来春のセンバツから、高校野球にDH(指名打者)制が導入される方針が報道されました。
「守備には不安があるが、打撃には光るものがある」
そんな選手が「10番目のスタメン」としてチャンスをもらえる――この変化に私は、とても前向きに感じています。
今までは、打撃がどれだけ良くても「守れないなら出られない」という選手も多かった。
でもこれからは、「得意を活かす」ことでチームに貢献できる時代。
これって、私たちの社会や働き方にも通じる話だなと思います。
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そしてもう一つ。
DH制導入には、選手の体への配慮という側面もあると思います。
近年の日本の夏は、地球温暖化の影響もあり、命に関わるような猛暑が続いています。
そんななかで、投げて、打って、守って――すべてを背負うのは、いくら若いとはいえ相当な負担です。
特に投手にかかる負担は年々大きくなっており、「エースで4番」のような存在は減っています。大谷選手は奇跡の逸材です。
それでも、「打てる投手」が活躍できる場が残る可能性も広がるかも、と期待します。
ある日は二刀流、ある日は打者のみ、またリリーフとして登板する。など
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選手の努力が正しく報われること。
その努力が、体を壊すことなく未来につながること。
高校野球のDH制導入は、人にやさしい進化の一歩だと思います。
スポーツの世界が、時代と共にしなやかに変わっていくことは、とても希望を感じます。
環境の変化、時代の変化に対応しルールや運用を変える良い事例だと思います。
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