• 2025.07.17 社長コラム

    「四毒」論におけるホエイプロテイン

    最近、一部の書籍やSNSなどで「四毒」として、小麦・甘いもの(砂糖など)・植物油・乳製品が一括りに「体に悪いもの」として語られる風潮があります。
    確かに、グルテン、精製された砂糖、酸化した脂、などの過剰な摂取が健康に良くないことのエビデンスがあります。
    他にも摂り方や質によっては注意が必要な側面もあります。
    しかし、私は「すべてが悪」と断定し、関連する食品を一律に排除するような情報の広がりに強く違和感を覚えます。


    特に私たちの扱うホエイプロテインを、乳製品だから、精製されたものだから毒、という雑な括りで判断されるのは心外です。

    ホエイプロテインは、牛乳に含まれるトランス脂肪酸等の脂肪分や、乳糖などをフィルターを通してほぼ除去し、高純度なタンパク質を抽出した製品です。

    トランス脂肪酸や飽和脂肪酸といった良くないと言われる成分は、製造段階でほぼカットされており、残留物や不必要な成分も排除しています。

    また、私達アルプロンにおいては国内の自社工場にて厳格な衛生管理・品質管理のもとで製造し、世界基準 FSSC22000 の第三者機関による認証・検査を通して自ら安全性の確認をしています。

    そもそも、「毒かどうか」は体質や摂取量、加工の仕方によって変わるものであり、「乳製品だからダメ」というのは、極めて短絡的な論理です。


    逆に、ホエイプロテインのように不純物が少なく安全性が高く、栄養価の高い配合のプロテインパウダーは、美容・健康維持・栄養補助・筋肉量の維持増大、といった観点から非常におすすめです。 


    私の故郷、島根県雲南市には日本で初めて低温殺菌牛乳を創った木次乳業という素晴らしいメーカーがあります。天然(生乳)の性質を残しつつ、有害な菌を死滅させることでタンパク質の熱変性を抑えています。その為、体に負担少なくゆっくり消化吸収される身体に優しい牛乳です。

    私自身も乳製品に限らず、若干の罪悪感も伴いつつも、心から美味しいと思い、幸福感を感じる食事を摂ることもあります。

    清濁合わせ呑む という言葉もあり、完全潔癖性で過度にナイーブに生きることが、心の健康につながるとは思えません。

    私たちは、これからも誠実なものづくりで、私たち自身が毎日飲みたい、と思えるプロテインを提供します。


    120歳までアクティブに活きる未来を創る
    アルプロンの坂本でした。




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