この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、島根工場で、今年中途入社した社員の導入研修を、社内講師として担当していました。
受講者の中に、私の故郷雲南市の実家の近くで生まれ育った方がいました。高校生になる娘さんを持つお母さんでもあります。
研修の中で、「子育てでの信念、教訓はありますか?」となにげなく尋ねたところ、こんな言葉を教えてくれました。
「教育とは、待つことである」
お父さんから教わった言葉だそうです。
「素晴らしい言葉だ!共感するなあ、、そう言えば知っている言葉だよなあ。。」
そう思っていると、その言葉は、地元で長く教育に携わった加藤歓一郎(かとう かんいちろう)先生から私達の親世代が教わったものだ!と気づきました。
驚きました。
実は私も、自分が親となったときに、母から同じ言葉を教わって価値観としてインプットしていたからです。
つまり、私の母も、その方のお父さんも、同じ加藤先生の教えに触れ、その言葉をそれぞれの子どもへ伝えていたのです。
そして今日、何十年もの時を経て、その子ども同士が同じ会社で出会い、再び同じ言葉について語り合っている。
不思議なご縁を感じると同時に、感動しました。
人はいつか亡くなります。
しかし、本当に人の心に響いた言葉は、亡くならない。
誰かの心に残り、その人の生き方となり、また次の誰かへと語り継がれていく。
そして、その言葉が次の世代の人生や社会の中で生き続けていく。
これこそが、本当の教育なのかもしれません。
「教育とは、待つことである」
加藤先生が残されたこの言葉は、今も故郷で生きています。
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