この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、鹿児島出身で大きな成功を収められている経営者の方とお会いしました。
鹿児島といえば、やはり経営の神様とも称される稲盛和夫さんの出身地です。そこで私は、「社長もやはり稲盛さんを尊敬されているのですか」とお尋ねしました。
すると、「いや、自分はそこまでではないよ」とおっしゃるのです。
驚きました。
理由を伺うと、「私には、稲盛さんの言っていることと、実際に行われていたことが一致していないように見える部分がある」とのことでした。そして、京セラの取引先の中には、厳しい取引条件によって利益を確保しづらく、苦しい経営を強いられていた会社や、経営が立ち行かなくなった会社を自身は知っている、と話してくださいました。
その話を聞いて、私は「そういう見方をする人もいるのだな」と思いました。
そして、その先輩はこう続けました。
「世間が崇拝しているから、経営の神様と呼ばれているからという理由だけで判断するのではなく、
自分の目で物事を見て、自分の頭で考えることが大切なんだよ。」
この言葉は、とても印象に残りました。
もちろん、この見方も一つの見方ですし、私は稲盛和夫さんから学ぶべきことは数え切れないほどあると思っています。
一方で、どれほど偉大な人物であっても、立場や経験によって異なる評価や見方が存在することも事実です。
だからこそ、一つの意見だけを鵜呑みにするのではなく、多面的に物事を見て、自分自身の頭で考え、判断することの大切さを改めて学ばせていただきました。
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