この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、知心会の岡本代表から、一つのクイズを出されました。
「キャディマスターの退職が相次いでいたゴルフ場で、退職がピタッと止まりました。さて、その打ち手は何だったでしょう?」
私は給与アップや休日増加、働き方改革、ありがとうカード、などを思い浮かべましたが、答えは全く予想外でした。
※キャディマスターとは、ゴルフ場でプレー全体の進行を管理し、スタート時間の調整や組み合わせの変更、キャディの配置などを担う、現場の司令塔です。いわゆるマスター室の責任者。
実は、キャディマスターにとって最大のストレスは、お客様の遅刻でした。
遅刻するお客様が出るたびに組み合わせを変更し、スタート時間を調整し、お客様同士のイライラやクレームの対応に追われます。そのしわ寄せを一身に受けるのがキャディマスターだったのです。
そこでゴルフ場が打った施策は、朝食ビュッフェの無料提供でした。
「なぜ朝食?」と思いますよね。
しかし、朝食を楽しみにお客様が少し早めに来場するようになり、遅刻が激減しました。その結果、組み合わせの変更もほとんどなくなり、お客様のイライラも減少。キャディマスターのストレスは大幅に軽減され、退職もピタッと止まったそうです。
たしかに、私もゴルフにハマっていた当時、朝ごはんが無料のところは、食べないと損する気がして30分早く行くようにしていたな、、と思い出しました。
私はこの話を聞いて、経営者は目の前の問題に対処するのではなく、その問題を生み出している真因を見抜き、そこに手を打つことなのだと改めて学びました。実にお見事な一手だと思いました。
真因は、意外なところに隠れている。
私も常に「本当の原因は何か」と問い続け、ズバッと解決できるカッコいい社長になります。
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