• 2026.03.23 社長コラム

    「名を残すか、感謝を残すか」



    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。

    先日、徳望塾で京谷さんとお話しする機会がありました。

    9歳で父、16歳で母を亡くす/生活保護・新聞配達で家計を支える
    • 学歴・経歴:高専中退後に就職(日本タングステン)→ 働きながら学び直し
    • 起業:29歳でピーエムティー創業(精密加工・半導体分野)
    ガンになり余命宣告を乗り越えて、年商100億円企業まで成長させた人。

    一言で言うと、「仏のような方」でした。

    私はこれまで、故郷で輝く光となり、坂本家の長男として名を馳せることが、自分の宿命だと思って生きてきました。

    それは、間違いではないと思います。
    しかし、どこかで「名誉」を先にしていた自分がいたことにも気づかされました。

    京谷さんは、致知の取材でこう語られていました。

    半生を振り返り、稲盛塾長や先達が何を遺そうとしたのかを考えた。
    その中で得た気づきが二つある。
    一つは「人は役割につきて生き、感謝して死ぬ」ということ。
    もう一つは「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかの如く学ぶ」ということ。

    この言葉を聞いた時、私はハッとしました。

    「私は、何のために生きているのか?」

    名を残すためか。
    評価されるためか。
    それとも――

    人を元気にし、明るく照らすためか。

    一燈照隅、万燈照国
    まずは自分が灯りとなり、その灯りが広がっていく。

    その結果として、坂本家への恩返しができるのなら、それが本物なのではないか。

    そして最後に、「ありがとう」と言って死ねる人生。

    それで十分ではないか、と。

    私は、宿命に感謝しています。
    これからは、名誉ではなく「義」を先にして感謝して死ねるよう生きていきます。





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