脱炭素を本気で実践しています②

この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。

前回記載した、2025年4月時点でCO₂排出量を75％削減しました、という話の続きで、もう一つ私たちが力を入れているのが、
地元・島根県雲南市を中心とした農家さんとの連携です。

■ 田んぼの中干し

雲南市、飯南町、奥出雲町。
周辺地域の農家の皆さんと一緒に取り組んでいるのが、
**「田んぼの中干し」**の推進です。



中干しとは、稲の生育中期に一時的に水を抜き、土を乾かす管理作業。
根を丈夫にし、品質向上や収穫作業の効率化につながる、大切な農作業です。

そして、この中干しを延長することで、田んぼから発生するメタンガスの排出を抑えることができます。

メタンガスは、CO₂に次いで影響の大きい温室効果ガス。
削減の意義は非常に大きいものです。

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■ Jクレジットと、約400ヘクタールの挑戦

詳細な数値は今後さらに検証が必要ですが、この取り組みを通じて、約400ヘクタール規模での中干しが行われ、
Jクレジット取得につながる取り組みとして形になり始めています。
※1ヘクタール≒10000㎡

環境のためになる。
そして、地域の農業の未来にもつながる。

私は、この取り組みに大きな可能性を感じています。

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■「もったいなさ」から始めたお米の販売

もう一つ、どうしても拭えなかった想いがあります。

それは、
環境に良いことをして作られたお米が、農協に出すだけでは付加価値がつかない
という「もったいなさ」です。

そこで私たちは、
農協の買取価格より約1.2倍高い価格でお米を買い取り、
ふるさと納税などの販路で流通させる挑戦を始めました。

今年は、約40トンのお米を買わせていただき、販売まで行いました。

この様に、世の中のため引き続き出来ることはやる、
邁進します。

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