• 2025.12.06 社長コラム

    修身という授業

    UnsplashのJared Riceが撮影した写真

    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。


    かつて日本の学校には、「修身」という授業がありました。
    親を敬い、正直に生き、国を思う――本来は「人の在り方」を教える授業でした。

    しかしそれは
    「国のために命を捧げることが正しい」
    と教える、戦争を支える精神教育へと姿を変えていきました。



    戦後、日本は「国家が心を教える」ことをやめた

    敗戦後、日本は GHQ の統治下に入り、修身は「戦争を支えた思想教育」と判断され、廃止されます。

    1947年には 教育基本法 が制定され、
    教育の軸は

    「国家のため」から
    「一人ひとりの尊厳のため」へ

    と大きく転換しました。
    日本から「修身」という教科は消えました。
    私は小学生の時に、修身から変化した道徳授業がありましたが、今思うと残念なほど、何を学んだのか覚えていません。


    戦争に対する反省、軌道修正が全て間違っているとは、思いませんが、
    良かった日本人の軸の教育が無くなったことが残念です。



    修身とはまず、自分を整える。

    本来なら、これがすべての出発点だと、私は思っています。

    自らの修身が、
    家族愛になり、
    チーム愛になり、
    会社愛になり、
    やがて、静かな愛国心へとつながっていく。

    自分 → 家族 → チーム → 会社 → 国

    自分の修身こそが、組織も、国も成長していく土台となると思います。





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