この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
アルプロンの採用において一次面接と最終面接は私が担当しています。
それは先日のコラムでも書いた私が「平日にゴルフを殆どやらなくなった」、ある先輩経営者との口論がきっかけでした。
「そもそも、平日に社長がゴルフなんかしていたら、社員のモチベーションが下がるんだよ」
その言葉を聞いた瞬間、私は反発しました。
「そんなはずはありません。私は道楽でゴルフをしているわけではなく、会社の代表として、人脈づくりとアルプロンのために動いているんです」
私は続けて、こう問い返しました。
「社長が毎日、細かく実務の指示をしているようではダメだと思うんです。部下が育たないし、会社が無責任になります。だからこそ、私は“あまり会社にいない方が良い”とも思うのです。先輩は会社にいる時に何に一番時間を使いますか?」
すると、その先輩は、
「僕はね、採用面接に一番時間を使っている。一次面接も全部、自分でやっているよ」
この言葉に、私は衝撃を受けました。
それをやるなら、相当に時間を取られる。
「社長が一番会社の現状や未来を正しく伝えられるからね」
それは、目から鱗でした。
たまたま、私も最終面接をして、内定を出したのに、他社を選ばれたという事例が2件続いており、困っていた時期でもありました。
“人を採る”という入口こそが、会社の未来を決める。
人生における就職とは、どんな山に登るのかも大事だが、最終的に 「どんな人と登りたいか」に尽きる。
当たり前すぎて見落としていた“本質”を突かれた感覚でした。
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以来、私もゴルフに使ってた時間を活用し、一次面接を自分で行うようになりました。
まず、私から自己紹介、経営状況、ビジョン、どんな役割を担う人材を募集しているのか?を先に30分程度で説明します。
その後、どんな想いでエントリーされたのか、人柄やこれまでの生き方について教えて頂きます。
とても、大事で楽しい時間です。
最初の出会いを、誰よりも最初に担い、しっかりと理念を伝えること。
それで、辞退されるなら、むしろ合わなかった。お互い良かった、と心から思えるようになりました。
事実、最終面接まで残って内定を出した人が辞退される事は、今のところゼロ名となっています。
いまでは、一次採用面接が、社長のやるべき大切な仕事だと思っています。
先輩に感謝。
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