• 2025.10.27 社長コラム

    「大失態の対処」

    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。


    ――先日、電車の中でやってしまいました。
    座席に腰を下ろし、ペットボトルの水を一口飲みました。
    そして
    キャップを閉めようとした瞬間、不注意で手が滑って膝に落ちました。
    水が隣の若い女性の顔と胸元にかかってしまいました。

    一瞬、時間が止まりました。
    隣の大学生風の女性は、泣きそうな顔で服や顔に付いた水を拭いています。

    私はひたすら「すみません、すみません」と頭を下げ続けました。
    しかし、彼女は私の謝罪に頷きながらも、目を合わせてくれません。
    まるで
    「もう話しかけないで」という表情で、顔と服にかかった水を拭いていました。
    水でまだ良かったですが、、見知らぬおじさんが飲んでいた水がかかるのは、とても気持ち悪かったことと、思います。

    周りの人も加害者と被害者のやりとりを、よそよそしく見ている。。

    どうすればいいのか、わからない。
    でも、謝るだけでは私の気がすまない。 彼女は、もう気まずいこの空間から抜け出したい、だろうと思いました。

    お金を渡しても多分、断られる。でも自分の誠意を、何かの形で示さなければ後悔する、、
    そう思い、降りる予定ではない駅で立ち上がり、
    「すみませんでした」と言いながら、
    彼女の膝の上にお札をそっと置いて、突き返される隙を与えず、ホームに降りました。
    (案の定、受け取りを拒絶されていましたが突き返されないよう、逃げるように立ち去りました)

    今でも思い出すたびに、悪かったなー。と思います。
    彼女は、どう受け止めているのだろうか、、、

    あのときの行動が正解だったのかどうか、今もわかりません。

    けれど、一つだけ確かなのは、
    **「失敗をしない人はいない。けれど、どう向き合うかでその人の生き様が決まる」**ということです。

    人は失敗をした自分を責めるより、再発防止をする気持ちの切り替えをすべき。
    そして、その失敗に対して、自分なりに誠実に行動を速やかにするしかない。

    私はそう学びました。
    もう二度と同じ失敗を繰り返さないよう、キャップを慎重に閉めています。





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