この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、家族で焼肉を食べに行きました。
幸せな時間でした。
食べ始めてしばらくすると、網の上に何もなくなりました。
娘の目の前のお皿には、生のお肉が残っていました。
基本、せっかちな私は全く自然体で、
「そこの肉、サッサと網に乗せて」
と、言いました。
すると、高校生の娘が、少し間をおいて言いました。
「パパ、今の言い方、モラハラ的だよ」
正直、私は一瞬、困惑しました。
「え? 何が、、この程度で、モラハラ!?」
と発言しました。
そんなつもりはまったくないのに……。
そう思ったのが、本音です。
全く、今時の間は、ナイーブ過ぎるなー、
俺が若い頃なんて、、、
などと考えても巡りましたが、、
しかし、その場で、冷静になって考えました。
今時の子、娘からみたら事実、そう感じたわけです。
命令口調。不躾。
相手の状況や気持ちを考えない言い方。
急かす言葉。
自分では「大したことのない一言」のつもりでも、受け取る側にとっては、十分に圧になる。
そして、ふと思いました。
会社には、私より若い人が9割以上の現実。
私は、会社でも普段からこういう言い方をしている。
家庭でやっていることは、
きっと会社でも、無意識にやっている。
もし娘が「モラハラ的」と感じたなら、
社員の中にも、同じように感じている人がいてもおかしくない。
どの様にしたら、娘が自発的に、肉を焼いてくれるような素敵な女性になるだろうか?
と、
そこまで、考えての発言なら受け止め方も変わっていただろう。
古典『大学』には、こうあります。
修身・斉家・治国・平天下。
まず自分を修め、
次に家族を整え、
それができてはじめて組織や社会を治めることができる。
娘や妻から尊敬されない男が、
どうして社員から信頼され、頼られる存在になれるだろうか。。
会社でのマネジメントは、ある意味「技術」です。さらにポジションがあるから、言うことを聞いてくれることもある。
しかし、人間としてはどうなのか?
私は、焼肉屋での一言から、自分の未熟さ、不足している点を認識できました。
娘は、率直にはっきり言ってくれた。
それは、私にとって有り難い指摘だったと思います。
人として、どう振る舞うか。
その積み重ねが、
会社の空気をつくり、
組織の信頼をつくっていく。
私は、また一歩、修身に向き合っていきます。
◇U30アスリート支援プロジェクト
https://alpron.co.jp/AthleteSupport/
◇公式オンラインショップ
https://shop.alpron.co.jp/
◇120歳までアクティブに活きる未来を創る「読むプロテイン」
https://shop.alpron.co.jp/blogs/read-protein