この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
昨日のコラムでも書きましたが、経営者同士の親睦の場、商談となります。
しかし、数年前から私はゴルフを殆どやらなくなりました。
──理由が3つあります。
① 達観
スコアではなく、マナーや紳士的な振る舞い、気遣いができれば良い。
そう理解できた時、肩の力が抜けました。
「ゴルフが上手いかどうか」よりも、「一緒に回る相手を気持ちよくさせられるかどうか」。
それこそが大切だと気づいたのです。
② 永守社長の言葉
二デックの永守重信社長が、買収する会社を見極める際にこう言われたそうです。
「社長が週2回ゴルフをしている会社は買いたい。なぜなら、それだけ伸びしろがあるからだ。」
この言葉に、私はギクっときました。
彼からみたら本気を出していない社長とも言える。一理あるなあ、とは思いました。
③ 先輩との大口論
これが、一番の決め手でした。
ある時、上場企業の社長を勤めている尊敬する先輩にこう言われました。
「社長が平日にゴルフしていたら、駄目だよ。社員のモチベーションが下がるよ。」
私は、正直カチンときました。
「私は休日でも夜でも、誰よりもアルプロンの成長のためにできることを全力でやっています。
平日にゴルフをやることの有益性を、社員が理解できなくても関係ありません。
私はアルプロンのために生きている。
会社のためにゴルフをやるのに、なぜ社員に気を使って控えなければならないのですか?」
その先輩も、リクルート出身でもあり人と組織の話には信念があり、論戦は続きました。
お酒の席での、売り言葉に買い言葉、なかなかの激論となりました。
一緒に同席していた外資系金融企業のエグゼクティブは、どちらにツク事もなく、ニヤニヤしながら見守っていました。
結局、意見は平行線のままでしたが、帰宅したその夜もずっとモヤモヤしていました。
もしも社員が、私にガッカリしているとしたら、、、
嫌、そんなはず無いでしょう。。などと、
しかし、時間が経つにつれ、少しずつ冷静に考えるようになりました。
もともと①②のような考えを持っていたこともあり、
「いったん、平日のゴルフはやめてみよう」
そう思うに至ったのです。
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ゴルフを経営者がやる事は、間違いなく有意義なことと思います。
私もビジネスで必要な場であれば喜んで行きますし、久しぶりにプレーするとやはり楽しいです。
ただ、いま私の場合、経営者として“何を優先するか”という選択の話です。
最近は私自ら、進んでゴルフを誘うこと、予定を入れる事が無くなりました。
ゴルフを、あまりやらなくなり少し寂しい気持ちもある一方で、今はそれで良いかな、、と思って先輩に感謝しています。
社員がモチベーションを下げていたとは、今でも思ってはいませんが笑
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