• 2025.11.11 社長コラム

    禁煙セラピー②

    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。


    過去の自慢話は私の美学に反しますが、どうか私のようなタバコ中毒者が、禁煙に成功しますように、心身共に健康になりますように、という思いで記載します。

    私は、これまで「禁煙セラピー①」でお伝えしたように、依存からの解放は“我慢”ではなく、依存のメカニズムに気づくことが第一歩だと感じています。

    次に必要なのは、「もうタバコは自分の人生に必要ない」と心から気づくこと。
    そして最後の三歩目が、ニコチンと喫煙というルーティンを、心身ともに完全に断ち切ること。
    ――二度と付き合わないと決めることでした。

    この第三ステージこそが、最も厄介です。
    正直に言えば、薬物依存症とまったく同じ構造だと思います。
    抜け切るまで、3か月……いや、半年はかかったかもしれません。

    夢の中にタバコが出てきたこともあります。
    最大の試練は、お酒の席でした。
    口が寂しすぎて、ついお酒を飲みすぎてしまう。
    そして決まって聞こえてくる――
    「一本くらい吸おうよ」という、あの悪魔のささやき。

    でも、誘う人も本当は禁煙したいのです。
    やめたいけれどやめられない。
    仲間が減るのが寂しいのだと思います。
    だからこそ、お酒で自制心が薄れた瞬間こそが最大の試されどころなのです。

    この“修羅場”を乗り越えた先に、ようやく自由と幸せが訪れます。
    禁煙において、最初の3か月がいちばん苦しく、同時に最も価値ある時期だと思います。



    私の成功の3原則

    私が禁煙に成功した理由は、明確に3つあります。
    1. 「いつからやめるか」を明確に決めたこと。
      曖昧な“そのうち”ではなく、日付を区切って宣言したことです。
    2. 「未来永劫、一本も吸わない」と誓ったこと。
      “いつかまた吸うかも”という逃げ道を、自分の中から完全に消しました。
    3. 仲間と一緒に始め、罰ゲームを設定したこと。
      競い合いながら、励まし合いながら続けたこと。
      仲間と笑いながら取り組むことで、禁煙が“修行”ではなくゲームになりました。



    私は20年前、こう決めました。
    「明日から一本も吸わない」――だからこそ、今日だけは思う存分吸おう。
    そう決意し、大晦日の23時59分まで吸い続けました。

    そして年が明けた瞬間、スパッとやめました。
    禁煙を決意した仕事仲間2人とともに、『禁煙セラピー』を読み、意思を確認し、約束を交わしました。


    この誓いが、私の人生を大きく変えました。
    「一本でも吸えば終わり」――その覚悟があったからこそ、私は勝てたのです。

    コラム③で詳しくお伝えします





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