• 2025.10.31 社長コラム

    指導から育成へ──帝京と青学に共通する「人を伸ばす力」

    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。

    先日、一般社団法人日本スポーツコーチング協会認定
    スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチの佐藤正彦さんから、
    とても印象に残るお話を伺いました。

    私は帝京大学OBでもあり、
    そして今年はベストファーザー賞の受賞式で青学の原監督ともご一緒しました。
    そのご縁もあり、このテーマは心から共感するものでした。



    「指導」と「育成」

    「指導」と「育成」は違う

    佐藤さんはこう語ります。

    「スポーツ界の人材育成で成功した例として有名なのが、全国大学ラグビー選手権9連覇の帝京大学ラグビー部や、箱根駅伝で4連覇を成し遂げた青山学院大学陸上部。
    両大学の共通点は、監督が『指導』だけではなく、『育成』を行ったからです。
    『指導』は正しい答えを教えること。
    『育成』は答えを見つける力をつけさせることです」



    答えのない時代を生き抜く力

    佐藤さんは続けます。

    「昔のサッカーは単純な戦略しかありませんでしたが、今はフォーメーションも多様で、選手一人ひとりがその都度、臨機応変に考えて行動できないと試合には勝てません。想定外のことが起きた時に指導者しか答えを持っていないのでは、複雑な試合を制することはできない。帝京大学ラグビー部や青山学院大学陸上部では、選手一人ひとりが答えを見つける力を持っていたからこそ、勝ち続けることができた」




    アルプロンでも、「考える力」を育てたい

    私たちアルプロンもこれまでの“指導型”から“育成型”の組織への進化を、考えています。

    正しいやり方を教えることも大切ですが、それ以上に「なぜそれをやるのか」「どうすればより良くできるか」を、一人ひとりが自分で考え、行動に移せる力を持つこと。

    それこそが、強いチームをつくる本質だと信じています。


    帝京大学も青学も、「人を育てる文化」を持っています。
    スポーツの世界でそれが証明されているように、企業の世界でも“育成の文化”が競争力を生みます。

    「正解を教わる」
    ではなく、
    「主体的に正解を見つけられる人を育てる」。

    それがこれからのリーダーシップであり、私たちが未来に残すべき価値ではないでしょうか。





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