この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、一般社団法人日本スポーツコーチング協会認定
スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチの佐藤正彦さんから、
とても印象に残るお話を伺いました。
私は帝京大学OBでもあり、
そして今年はベストファーザー賞の受賞式で青学の原監督ともご一緒しました。
そのご縁もあり、このテーマは心から共感するものでした。
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「指導」と「育成」
「指導」と「育成」は違う
佐藤さんはこう語ります。
「スポーツ界の人材育成で成功した例として有名なのが、全国大学ラグビー選手権9連覇の帝京大学ラグビー部や、箱根駅伝で4連覇を成し遂げた青山学院大学陸上部。
両大学の共通点は、監督が『指導』だけではなく、『育成』を行ったからです。
『指導』は正しい答えを教えること。
『育成』は答えを見つける力をつけさせることです」
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答えのない時代を生き抜く力
佐藤さんは続けます。
「昔のサッカーは単純な戦略しかありませんでしたが、今はフォーメーションも多様で、選手一人ひとりがその都度、臨機応変に考えて行動できないと試合には勝てません。想定外のことが起きた時に指導者しか答えを持っていないのでは、複雑な試合を制することはできない。帝京大学ラグビー部や青山学院大学陸上部では、選手一人ひとりが答えを見つける力を持っていたからこそ、勝ち続けることができた」
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アルプロンでも、「考える力」を育てたい
私たちアルプロンもこれまでの“指導型”から“育成型”の組織への進化を、考えています。
正しいやり方を教えることも大切ですが、それ以上に「なぜそれをやるのか」「どうすればより良くできるか」を、一人ひとりが自分で考え、行動に移せる力を持つこと。
それこそが、強いチームをつくる本質だと信じています。
帝京大学も青学も、「人を育てる文化」を持っています。
スポーツの世界でそれが証明されているように、企業の世界でも“育成の文化”が競争力を生みます。
「正解を教わる」
ではなく、
「主体的に正解を見つけられる人を育てる」。
それがこれからのリーダーシップであり、私たちが未来に残すべき価値ではないでしょうか。
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