この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
私たちが進めている「
U30アスリート支援プロジェクト」では、多くの若い選手と出会います。
彼らの情熱や努力は本当に素晴らしいものですが、その一方で強く感じるのは「体験格差」という現実です。
ある選手は、親に頼り、遠征や合宿の費用を支えてもらっています。
中には、娘の海外遠征費を捻出するために自宅を売却したご家庭もあると聞きました。
家族の犠牲と愛情の上で競技を続けている姿には、胸が詰まる思いです。
一方で、親から一切の援助を受けず、大学生や若い社会人として自力でやりくりしながら競技を続ける選手もいます。
奨学金や借金でギリギリの生活を送り、それでも「競技が大好きだからやめられない」と挑戦を続けています。
また、フルタイムで働きながら、限られた時間を削って練習に励む選手もいます。
仕事の疲れを抱えながらも、夜遅くまでトレーニングに取り組む姿に、強い覚悟と意志を感じます。
こうした現実を目の当たりにして思うのは、アスリートにとっての格差は単なる「経済格差」ではなく、「体験格差」そのものであるということです。
遠征に行けるかどうか、試合の機会を得られるかどうか。その積み重ねが未来のキャリアを決定づけてしまうのです。
私たちが目指すのは、この体験格差を少しでも埋めることです。
経済的支援だけでなく、社会全体で応援する文化を広げることで、才能ある若者が環境によって夢を諦めないようにしたい。そう強く思います。
もしあなたが学生や若い社会人の立場だったら、どんな支えがあれば挑戦を続けられるでしょうか?
その問いを持つことが、未来を応援する第一歩になると信じています。
小さな応援が、アスリートの未来、そしてこの国の体力を強くする力に変わっていくのです。
◇U30アスリート支援プロジェクト
https://alpron.co.jp/AthleteSupport/
◇公式オンラインショップ
https://shop.alpron.co.jp/
◇120歳までアクティブに活きる未来を創る「読むプロテイン」
https://shop.alpron.co.jp/blogs/read-protein