この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日実施した若者アスリート応援企画には、なんと732名もの応募をいただきました。
書類審査を経て、2次審査では137名の選手と、14日間にわたり一人あたり約30分のWEB面接。
その後16名に絞り込み、SNSでの発信や反響も踏まえて、さらに審査を進めています。
この過程で、私は心から彼ら彼女らの努力にリスペクトを抱きました。
時には大笑いし、時には涙しながら、一人ひとりの真剣な姿に触れました。
同時に、経済的な理由で競技を続けることが難しい「体験格差」が確かに存在していることも痛感しました。
面接で出会ったのは、本当に多彩で情熱あふれるアスリートたちです。
オリンピックや世界大会を目指す選手もいれば、「ただ競技が好きだから続けたい」と語る選手もいる。
「もうすぐ30歳を超えるのに最近の自己ベスト更新できました!」と子どものように喜ぶ選手。
障害を抱えながらも「自分が競技をして初めて期待される存在だ、と実感できた」と語る選手もいました。
さらに、彼らの独自の工夫と探究心にも心を打たれました。
試合で血液がサラサラだと不利になるため、あえて肉の脂身を食べるボクサー。
練習場所や道具がないため、物干し竿を夜の公園に持ち出し棒高跳びを続ける選手。
趣味や遊びを一切捨て、食べ物の楽しみさえも断ち切って金メダルに全てを捧げる選手。
真剣だからこそ生まれるユーモアや、たくましさにあふれていました。
世間では「最近の若い子は…」という言葉を耳にします。
しかし私が学んだのは、「どんな時代でも、やる人はやる。やらない人はやらない」という普遍の真理です。
どの選手も挫折を経験しています。それでも「まだ続けたい」と挑み続ける。
そこにこそアスリートの真価があり、人生そのものへの姿勢が表れているのだと思います。
私たちアルプロンができることには限界があります。
だからこそ仲間を募り、多くの力を合わせ、日本の未来を担う宝である若者アスリートを支えていきたい。
彼らの挑戦を応援することは、必ずや私たち自身の未来をも明るくしてくれるはずです。
私もまた、彼らに負けないよう、フルスイングで挑み続けたいと思います。
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