• 2025.07.15 社長コラム

    「トラウマに、ありがとう」

    あなたにも、「忘れたいのに思い出してしまう嫌な思い出、嫌な人」はいますよね?

    私は最近になって、自分の中にある「忘れたい過去」にどう向き合うと良いか、自分なりのベストアンサーにたどり着きました。

    これまで精神科医の先生の動画を見たり、自己啓発の本を読んだり――。

    そこに書いてあったのは、「嫌なことを思い出したら、すぐに楽しいことに意識を切り替えよう」「過去には捉われるな」といった方法でした。

    たしかに、一時的には気が紛れます。けれど、ある日ふと、また思い出してしまうのです。
    まるで傷がうずくように。

    そして、ようやく最近たどり着いたのが――

    「トラウマに感謝する」という方法です。

    あんなに嫌だった出来事にも、自分にとって“何かしらの良い意味”があったとしたら?

    例えば、もう昔の話ですが、関わっていた付き合いのある経営者が不適切な仕事をしていた事が発覚しました。
    私の知らぬところでの出来事とはいえ、私にも多大な影響と損失が発生しました。にも関わらず、その人は私に一切謝らない。悪びれないで、補償もなく、不適切であること自体を認めない。という事がありました。
    当然に、関係を絶縁し現在に至り、今では引きずっていても仕方ない事となりましたが、何かの拍子に思い出すと腹立たしく思っていました。

    しかし、「あれは自分にとって良かったと思える出来事だった面もあるのではないか?考えてみたらあの程度のダメージで済んで、あの時期に勉強できたのは良かったのでは。人や取引先との付き合いに慎重になるきっかけとなったなあ。」等、、

    あえてその様に考えるだけで、心の中にあった重たい思い出が浄化されていくのを感じました。

    「過去のことは変えられない」

    これは事実です。

    でも、「その出来事の“とらえ方”は、今この瞬間から変えられる」

    これもまた、事実です。

    今では、かつて私を深く傷つけた人、二度と関わりたくない人にすら、こう思えるようになりました。
    「ありがとう。あの経験があったから、今の自分がある」と。

    もちろん、会いたくない、関わりたくない人とまた付き合いたい、とまでは思いません!笑
    心のパラダイムシフトをするだけです。

    もしあなたが、過去のことで心が沈む瞬間があるなら――。
    まずは試してみてください。

    「あの出来事には、どんな自分のためになる意味があったんだろう?」
    「もしあえて感謝できるとしたら、どんなことだろう?」

    この問いが、あなたの心に新しい光を差し込むかもしれません。

    過去が変わらなくても、とらえ方を変えて、自分の感情は変えられる。

    その第一歩は、「なんか良い意味があったのかなあ」の言葉から。

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