この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、緊急の連絡が入りました。
「来月から、供給先のひとつとしていたアメリカの工場のホエイプロテインが全く入って来なくなります」――。
理由は、私もコラムで何度もお伝えしているアメリカで爆発的に普及しているGLP-1製剤「マンジャロ」です。
食欲を抑え、体重を減らす一方で筋肉まで落ちてしまう。
そのため現地では、ホエイプロテインで不足を補う動きが一気に加速し、原料が奪い合いの状況になっています。
これまで、ホエイプロテインは主に筋トレ愛好家やアスリートのためのものでした。
しかし、今や「健康維持のために必要不可欠な栄養」として世界中の人が求めるものに変わりつつあります。
食糧問題は、ある日突然、しかも想定を超えるスピードでやってきます。
私たちアルプロンも、急な事態にどう切り替えていくか、お客様に商品を絶やさないために全力で対応しています。
まさかここまで一気に需要が膨れ上がるとは――。
この現実は「プロテインクライシス」という言葉を実感させるものです。
いま必要なのは、栄養を「筋トレのため」だけでなく「人々の健康と命を守るため」にどう供給していくかを考える視点です。
危機をチャンスに変え、持続可能なタンパク供給体制を日本から発信していく。
それが、私の責任であり、アルプロンの使命です。
その取り組みについても、近いうちにご報告させて頂きます。
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