この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日の東京ラジオニュースの生放送で、いつもお世話になっている松本さん──通称「松Pさん」から、とても深く心に刺さるお話をいただきました。テーマは「呼吸」、呼吸哲学についてです。
松Pさんは、昨年の3月に医師から「末期の癌、余命わずか」という宣告を受けられたそうです。
その瞬間、目の前が真っ暗になり、絶望感に押しつぶされそうになったといいます。
そんな状況から救ってくれたのが「呼吸」でした。
不安や恐怖に支配されると、呼吸は自然と浅くなります。心を落ち着かせようと必死になっても、気持ちを直接コントロールすることはできない。
そこで彼は気づいたのです。呼吸をゆっくり整えることで、心も変わっていくということに。
鼻からゆっくり吸い、さらに長く吐く。
ただそれだけのことなのに、今「生きている」という実感が湧き、目の前のことに集中できるようになったといいます。
驚くべきことに、今では病を乗り越え、仕事にも復帰し、テニスを楽しむほどに回復されています。
私はこの話を聞いて、改めて思いました。
人は呼吸一つで、心も体も、そして人生の質までも変えることができる。
これは単なる健康法ではなく、哲学なのだと。
私は特に呼吸が浅いと自覚する時は怒りを感じた時です。
怒りを感じてしまうのは仕方ないですが、怒りの感情に捉われることは、ろくなことが無いと思っています。
私は、自身が怒りを感じると呼吸をとにかく深くゆっくりする様にします。
皆さんも、不安や焦り、怒りを感じた時、ぜひ一度「呼吸」を意識してみてください。
きっと、世界の見え方が少し変わるはずです。
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