• 2025.08.19 社長コラム

    八村塁の監督批判

    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。



    昨年のバスケットボールW杯後から、八村塁選手と日本代表のトム・ホーバスHCとの関係が悪化していると報じられています。
    きっかけはホーバスHCの会見での発言でした。

    • 「代表に参加したいなら、彼から連絡してきてほしい」
    • 「八村が代表に参加できなくても、今のチームで五輪を勝つ自信がある」

    このやり取りを契機に、八村選手は協会や監督への不信感を公に口にするようになり、SNSや会見での批判発言につながりました。
    一方で、渡邊雄太選手は「百歩譲って、塁がトムをよく思わないのは理解できる」と前置きした上で、「全部が嘘のような記事が広がり、見る人が信じてしまうのは不本意だ」と冷静に指摘しています。



    感情のもつれが本質

    渡邊選手の発言を踏まえると、この問題の根っこは戦術論や組織運営の是非よりも「感情の問題」にあると感じます。

    • 監督が不用意に口にした発言に、八村選手が不信感を募らせた。
    • そこから「選手ファーストが欠けている」という大きな批判へと広がった。

    つまり「信頼関係の綻び」が、やがて大きな対立構造に見えてしまったのです。

    トップ選手と指揮官の間に感情の澱が残れば、いくら強いチームでも不協和音は避けられません。
    渡邊選手が「コミュニケーションをもっと活発に取っていけるように」と語ったように、技術や戦術以前に「人として向き合う努力」が必要なのだと思います。

    それをしないなら監督は、世間からの批判を覚悟で、八村選手の招集をしない。という決断をするしかないと思います。
    いずれにしても、トップ選手としてチームを引っ張るはずの八村選手と監督に、信頼関係ができないなら勝てないと思います。



    私自身も気をつけようと思います。
    職場でも家庭でも、同じようなことは起きます。

    「言葉のちょっとしたすれ違い」から、不信感が大きくなり、やがて対立に発展してしまう。

    あなたの周りでも、感情のもつれが本質的な問題になっている場面はありませんか?
    それを解きほぐす一番の方法は、やはり誠実な「対話」ではないでしょうか。




    ◇公式オンラインショップ
    https://shop.alpron.co.jp/

    ◇120歳までアクティブに活きる未来を創る「読むプロテイン」
    https://shop.alpron.co.jp/blogs/read-protein