この国の体力を強くするアルプロンの坂本です。
最近の高校野球を見ていて、気づいたことがあります。
ピンチの場面でも、選手たちが笑っているチームが多いという事です。
満塁で守備につく選手、ツーアウト満塁でマウンドに立つピッチャー。
そんな場面で笑顔を見せる姿は、かつては「緩んでいる」と怒られるものでした。
ところが今は、笑っているチームの方が、むしろ強く見えます。
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1. 「根性野球」から「楽しむ野球」へ
昔の高校野球といえば、「根性」「叱咤」「我慢」のイメージが強く、
笑顔は「気のゆるみ」と受け取られがちでした。
しかし今は、ポジティブな感情が力を引き出すことが科学的にも認められ、
指導者たちも、怒鳴るのではなく励ましの言葉をかけるスタイルに変わってきています。
叱るより「楽しもう」と言える指導者こそ、今の時代に合ったすばらしい考え方だと感じます。
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2. 「笑顔」は最強のメンタルスキル
強豪校の多くがメンタルトレーニングやスポーツ心理学を取り入れています。
「ピンチこそ笑え」「表情で流れを変えろ」
これらは単なる気合論ではなく、プレッシャー下で力を出すための技術なのです。
特にピンチやチャンスの場面で緊張した表情は、悲壮感を醸し出し、チームメイトにも伝染します。過度の緊張は、筋肉の硬直や瞬時の判断にネガティブに働きます。
逆に、笑顔を作ることで自律神経が整い、実力が発揮されやすくなります。雰囲気も前向きになります。
つまり、ピンチで笑っている選手は、内心は決して余裕ではなく、笑顔でいるように意識している、と思います。
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3. 大人も変わった
プロの世界でも、大谷翔平選手らが、笑顔でプレーする姿が注目されています。
真剣に、でも心から楽しそうに。
そんな姿に憧れて、「笑顔=かっこいい」と感じる高校球児が増えているのだと思います。
怒った顔よりも、楽しんでいる顔に人は惹かれます。
それはスポーツだけでなく、仕事や人生でも同じだと思います。
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私たちも日々の仕事や生活の中で、思わぬピンチに直面することがあります。
そんなときこそ、笑ってみることが大切です。
たとえ作り笑いでも、口角を上げるだけで少し気持ちが前向きになります。
「笑う門には福来る」
改めて彼らから教えてもらいました。
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