• 2025.07.20 社長コラム

    情報の発信者を見て判断する



    この国の体力を強くするアルプロンの 坂本です。


    今日は参議院選挙の日。
    SNSやネットを見ていると、さまざまな主張が飛び交っています。
    でも、その中には、明らかに偏った意見や、極端な話、拡大解釈も少なくありません。

    新聞やテレビの情報がすべて正しいとは言いませんが、報道には最低限、事実の裏付けが検証されます。 一方で、ネットに飛び交う情報の中には、裏付けもないまま、個人の推論があたかも「事実」であるかのように語られてしまうことが少なくありません。

     
    実は、これは選挙に限らず、健康や食事、ビジネスの情報にも当てはまります。
    「これは毒だ」「これを食べると老化する」など、不安をあおる言葉ほど、人の注意を引きつけやすいものです。

    だからこそ、冷静に落ち着いて情報を見極める力が必要です。


      私がいつも意識しているのは、「何を言っているか」と同時に、
    「誰が言っているか?」という視点です。

    その人の言葉と行動には一貫性があるか?
    本当に専門性があるのか?
    人生を通じて、その言葉を自ら実践してきた人なのか?

     
    たとえば、「これは絶対に食べてはいけない」と断言する人が、
    その主張を10年以上続けて実践してきたのか?
    実績や成果はあるのか?
    その人の顔色や姿勢、体型から、健康な印象を受けるか?

    言葉の強さだけに反応する前に、 「その人自身をよく見る」ことが大切だと思います。

      私たちは、選挙でも健康でも、 恐怖や怒りといった感情に動かされやすい生き物です。

    だからこそ、極端な意見に流されず、 その人の生き方、姿勢、積み上げてきた実績を見ながら、 納得できる判断をしていきたいものです。


      選挙も同じです。
    私たち一人ひとりの判断が、この国の未来をつくります。
    自分なりの視点でしっかり考え、投票に行きましょう。

    坂本雅俊