この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、久しぶりに怒りで一瞬、我を忘れました。
新横浜で、在宅医療を手広くされている理事長さんとの会食がありました。高齢者の方々にプロテインをどのように広めていくか、いろいろとアドバイスをいただき、引き合わせて頂いた旧友の福岡さんにとても美味しい焼肉をご馳走になりました。
帰りは新横浜から品川まで新幹線に乗りました。わずか10分ほどです。時間も体力も節約できるし、ちょっと贅沢をしているような気持ちで、私は少しウキウキしていました。
会食中にちょうど仕事の連絡が入り、スルーしていたこともあり、スマートフォンでの対応に夢中になっていたところ、目の前に止まった車両がグリーン車でした。
私が購入しているチケットは自由席でした。自由席1,290円です。
本当は、その時に車両を移ればよかった。
しかし、私はその一手間を怠りました。
「まあ10分くらいだし、このまま座って、何か言われたら料金を払うか、車両を移ればいいか」
そんな軽い気持ちで座って、引き続きスマホで仕事を続けていました。
5分ほどして、品川に着く少し前、車掌さんに声をかけられました。
「もうすぐ次の駅で降りるので、移動しますね」
そう伝えると、
「移動しても一度座られていますので、グリーン料金を払っていただきます」
と言われました。
「あ、分かりました。現金を持っていないのですが、カードかSuicaで大丈夫ですか?」
すると、現金でしか精算できないとのこと。ミニマリストでもある私は、最近お財布を持ち歩いておりません。
奥の方まで来てくださいと言われ、乗務員室までついていくと、
「お客さん、本当に持ってないですか?」
と言われました。
この「本当に」という一言に、私はカチンときました。
「本当に、とはどういう意味ですか?」
と、腹が立ちました。
ところが、よく考えると、綺麗な封筒に入れた一万円札が一枚だけありました。
人にお礼をするときのために、きれいな封筒に入れていたピン札の一万円札です。
「あ、ありました。ただ、これは人にお礼で渡すためのピン札なので、できれば崩したくありません。品川駅で、ほかの方法で決済できませんか?」
と聞きました。
私は新幹線の中で途中から指定席に変更した際など、クレジットカードで精算した経験があったので、なぜ今回はできないのだろうと不思議にも思いました。
すると、
「品川駅で精算すると、どれだけお待ちになるか分かりませんよ。混んでいるかもしれませんから」
と言われました。
「別に構いません。どれだけ待ってもいいので、品川駅で払います」
と答えました。
しかし、
「このまま、お金をお持ちの事を見なかったことにしておいても構いませんが。お金があるんだったら払っていただきたいんですけど」
と言われ、またカチッときました。
おそらく車掌さんは、私が品川駅でそのまま降りて、支払わずに行ってしまうことを懸念されたのでしょう。
もちろん、私にはそんなつもりは全くありません。
それで、カーッとなりました。
「あなた、そのいい方はまるで、僕がそのまま支払いをしないで品川で逃げるとでもいいたいのか!!?」、、、と怒鳴りそうになりました。
しかし、その時、
「このままだとカスハラになる!?こんなことで声を荒げてはいけない」
と思い直しました。
アルプロンのTシャツを着ています。こんなつまらない事で、会社の代表が怒りをぶちまけることは、会社の名誉にも関わる。
そして、「どうしてもピン札は使いたくないのです。どれだけ待っても構わないので、品川駅で支払います。本当にお騒がせして申し訳ございません。」と謝罪し、品川駅で精算することにしました。
その後品川駅改札前では、クレジットカードですんなり支払いができました。
後になって、今回の出来事は何を意味するのか考えました。
もちろん、今後二度とこういうことがないように、最初から普通車に移動しておけばよかった。それだけのことです。
しかし、学ぶべき本質はそれだけではなく、何事においても、ちょっとした一手間を怠ると、このようないらない怒りや揉め事に発展するのだと感じました。
勝利の神は細部に宿る。
今回は私の完全なる負け戦でした。
どうゴネたって、こちらが悪い。
自分の行動を棚に上げ、言われたことに反応してキレかけただけです。
これからは、細部にこだわる男であります。
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