• 2026.06.27 社長コラム

    本田圭佑という”もう一つの試合”



    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。


    ワールドカップ2026が始まって、私の楽しみは倍増しました。
    NHKが本田を起用すると聞いたとき、正直「NHKも攻めるなー」と思いました。今となればNHKの大英断だったと思います。
    ピッチの試合と、本田圭佑の解説——この二つが同時進行しています。めちゃくちゃサッカーに詳しい友人とみているような感覚になります。

    チュニジア戦、鎌田大地の技ありゴールに本田が叫びました。「どんなシュートなの、鎌田さん?うま!左足ぴょんやって!」本人いわく「ヒールでもないので、唯一、僕の知識の中から取り出した単語が、あの単語でしたね」と。過去にいた松木安太郎さんも良かったですが、本田はさらに独特な言葉で楽しませてくれます。

    残り20分で「今日は勝ちます。99.99999%勝ちます!」と断言し、4点目が入れば「イケイケどんどんやてこれ!」。誰もが思っていたのに、誰も言わなかった言葉を、本田だけが躊躇なく口にします。

    本田の解説が唯一無二なのは、戦術的な知識があるからではありません。彼が違うのは、実体験に基づいた感情に根拠があることです。

    本田圭佑は、誰もが見ている同じ試合から、誰も気づいていない角度を一言で射抜きます。
    それは本気で考え、走り続けてきた人間にだけ宿る言葉の力だと思います。

    次はブラジル戦です。厳しい戦いだと思います。
    試合の行方も気になりますが、日本が苦境に立ったとき、本田がマイクの前で何を言うか、——それも、私には見逃せない90分です。





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