• 2025.11.12 社長コラム

    禁煙セラピー③

    古舘伊知郎さんへの苦言


    この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。

    マウントを取りたい訳でも、自慢をしたい訳でも無いのですが、一人でも禁煙が成功して心身共に健康になるために、掲載します。

    古舘伊知郎さんのYouTubeを拝見し、彼の言語化能力に感服しました。
    まさに「伝える力」の真髄だと思います。
    内容も、私のコラム「禁煙セラピー①②」とほぼ重なっていました。
    思考の整理、依存の構造、そして“やめることの意味”。
    どれも本質を突いておられます。

    しかし、ひとつだけ苦言を呈したい点があります。
    それは、「年に4回季節の変わり目だけ吸ってもいい日を作っている」ということ。



    「ちょっとだけ」が崩壊の始まり

    これは、とても危険な考え方です。
    私は今だにお酒で、それを何度も経験しました。
    「今日は特別だから」「この一杯だけ」「お祝いだから」――
    その“ちょっとだけ”が、すべてを崩壊させています。ワイン二杯だけの縛りが、ジョッキで二杯だけ。とすり替わったり。毎日が特別な日にすり替わったり。。

    「ちょっとだけよ」が許されるのは、昔の加藤茶さんだけ。
    麻薬と同じで、一本だけ、が再依存の入り口です。

    禁煙とは、「我慢」ではなく、もう必要ないと決めること。
    そして、線を引くことです。
    一本でも吸えば終わり。吸わなければ、永遠に自由。
    それだけのシンプルな真理です。
    私が思うに、年に数回だけしか吸わない、というのは禁煙に成功ではなく、失敗です。



    かくいう私も、まだ禁酒の成功はできていません。
    「一滴も飲まない」が、どうしてもできないのです。
    これについては、私自身の奮闘記として、また改めてご紹介します。



    タバコというのは、ある意味で人類が生み出した“凄まじい大発明”だと思います。
    小さな紙の中に、脳を操る化学物質と、心を満たす幻想、そして中毒性が詰まっている。
    だからこそ、「一本だけ」は存在しないのです。



    禁煙の成功とは、タバコを吸うのを断ち切ること。
    そして本当の自由とは、もうタバコは自分に必要ないと言える自分でいること。

    私は今でもその自由に感謝しています。
    そしてこれからも、自分との約束を守り続けます。







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