古舘伊知郎さんへの苦言
この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
マウントを取りたい訳でも、自慢をしたい訳でも無いのですが、一人でも禁煙が成功して心身共に健康になるために、掲載します。
古舘伊知郎さんのYouTubeを拝見し、彼の言語化能力に感服しました。
まさに「伝える力」の真髄だと思います。
内容も、私のコラム「禁煙セラピー①②」とほぼ重なっていました。
思考の整理、依存の構造、そして“やめることの意味”。
どれも本質を突いておられます。
しかし、ひとつだけ苦言を呈したい点があります。
それは、「年に4回季節の変わり目だけ吸ってもいい日を作っている」ということ。
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「ちょっとだけ」が崩壊の始まり
これは、とても危険な考え方です。
私は今だにお酒で、それを何度も経験しました。
「今日は特別だから」「この一杯だけ」「お祝いだから」――
その“ちょっとだけ”が、すべてを崩壊させています。ワイン二杯だけの縛りが、ジョッキで二杯だけ。とすり替わったり。毎日が特別な日にすり替わったり。。
「ちょっとだけよ」が許されるのは、昔の加藤茶さんだけ。
麻薬と同じで、一本だけ、が再依存の入り口です。
禁煙とは、「我慢」ではなく、もう必要ないと決めること。
そして、線を引くことです。
一本でも吸えば終わり。吸わなければ、永遠に自由。
それだけのシンプルな真理です。
私が思うに、年に数回だけしか吸わない、というのは禁煙に成功ではなく、失敗です。
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かくいう私も、まだ禁酒の成功はできていません。
「一滴も飲まない」が、どうしてもできないのです。
これについては、私自身の奮闘記として、また改めてご紹介します。
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タバコというのは、ある意味で人類が生み出した“凄まじい大発明”だと思います。
小さな紙の中に、脳を操る化学物質と、心を満たす幻想、そして中毒性が詰まっている。
だからこそ、「一本だけ」は存在しないのです。
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禁煙の成功とは、タバコを吸うのを断ち切ること。
そして本当の自由とは、もうタバコは自分に必要ないと言える自分でいること。
私は今でもその自由に感謝しています。
そしてこれからも、自分との約束を守り続けます。
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