この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
先日、東京都教育委員会が、「モンスターペアレント」と呼ばれる保護者への対応ガイドラインを発表しました。
面談は30分以内、録音・録画も可。繰り返される過度な要求には、弁護士が代理で対応する。
とのこと
恐らく、我が子可愛さの余り、盲目的に文句やクレームをつける親もいて、まさか自分がモンスターペアレントだという自覚が無い夫婦が多いのでは?と思います。
このようなガイドラインが出ることはひとつの、抑止や指摘の機会にもなり、良いことだと思います。
⸻
教師といふもの
それにしても
教師という職業は、なんと辛い立場になったのだろう。
子どもを叱ることも難しく、保護者からのクレーム対応に追われ、
感情を押し殺して働く――。
そんな現場の声を聞くたびに、「教師とは、これほどまでに孤独な仕事だったか」と感じます。
最近の「なりたい職業ランキング」を見ても、教師の人気は急落しています。
かつては、子どもたちの憧れの職業の常連でした。
私は、小学生の時に毛利悦子先生に教えてもらった「成せば成る、成さねば成らぬ何事も、成らぬは人の成さぬなりけり」を今でも糧にしています。
私も、教師になって、子供の未来を照らす存在になりたい、という夢もひとつありました。
それが今は、責任とリスクばかりが重くのしかかる仕事と見られる。
⸻
叱れない社会
今は、少し注意をしただけで「パワハラ」と言われる。
SNSでは先生の言動が切り取られ、誤解が拡散される。
子どものために動いたはずが、一瞬で“加害者”のように扱われることもある。
教師たちは、常に何かに耐えながら、押さえながら仕事をしているのです。
⸻
日本の宝を育てる「誇り高き職業」へ
未来の宝である子どもたちの心の土台をつくる教師は、
誇り高く、リスペクトされる存在であってほしい。
私はそう願っています。
例えばですが、道徳の時間を設けて
経営者や会社で活躍したリーダーが、引退後に教師として次世代を導く社会はどうだろうか、と。
実践で培った知恵や誠実さを、人生の集大成として子どもたちに伝える。
それは、日本の人間力の底上げでもあります。
私も、大学の臨時講師として授業をさせて頂くことがありますが、
若い人たちに伝えたいのは、幸せになるために、
「誠実に生きること」「高い志を持つこと」
「毎日を精一杯生きること」「約束を守ること」「働くことが如何に成長の機会となるのかる」
そして「親や先祖、周囲への感謝を忘れないこと」。
色々と教えてあげたい。と思います。
⸻
教科書に見る日本の未来
教師が真にリスペクトされる様になれば、この国の未来はもっと明るくなる。
歴史の教科書も改善すべきだと思います。
私は、先日京都大学名誉教授 中西輝政先生から、「子供がどんな歴史を学んだいるか、教科書を見れば、その国の未来が分かる」と、教わりました。
日本の古き良き伝統、文化もしっかりと継承すべきです。
政治家の方、ぜひご検討ください。
私も微力ながら、できることは、やっていきたいと思います。
参照
面談は30分以内、やりとり録音 都教委、モンスターペアレント対応案(毎日新聞)
◇U30アスリート支援プロジェクト
https://alpron.co.jp/AthleteSupport/
◇公式オンラインショップ
https://shop.alpron.co.jp/
◇120歳までアクティブに活きる未来を創る「読むプロテイン」
https://shop.alpron.co.jp/blogs/read-protein