この国の体力を強くする、アルプロンの坂本です。
私は、島根県出雲地方の山間部で育ち、家には鶏を飼っていました。
つがいの2羽の鶏が昼間は鶏で自由に散歩していて、草や虫を勝手に食べてくれていました。
まだぬくもりを感じる産みたてホヤホヤの卵で食べる、卵かけご飯はとても美味しかったです。
鳥インフルエンザの恐怖
そんな、思い出のある私ですが、新潟県・胎内市で、63万羽もの鶏が殺処分されるという痛ましいニュースを見ました。
鳥インフルエンザ。
「感染拡大を防ぐため」とはいえ、これほどの命が一瞬で失われる現実に、胸が締めつけられました。
新潟鳥インフルエンザ報道資料
鶏たちは、私たちにたんぱく質という命の源を与えてくれる存在です。
卵は貴重なタンパク質の源の一つです。
しかしその大切な供給を担う生命が、一つのウィルスで63万羽が消されてしまうのです。
なぜ?そこまでやる必要ある??
と思いますが、、
鳥インフルエンザは、感染力が極めて強いウイルスです。
鶏舎の中で1羽でも感染すると、空気中の飛沫や排泄物、羽毛などを通じてあっという間に広がります。
特に「高病原性」と呼ばれる型は、感染した鶏の致死率がほぼ100%。
いまのところ症状が出る前に周囲の鶏へ感染するため、
「隔離」や「治療」ではなく、すべてを処分することでウイルスを断ち切るしか方法がありません。
現時点では、法律で決められたルールであり仕方のないこととのこと。
ひとつ、救いなのは、処分された場合の補償は自治体がしてくれる事です。
いずれにしてもこの出来事は、まさに「プロテインクライシス(たんぱく質危機)」の縮図だと感じます。
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世界的に進む“たんぱく質の危機”
世界人口は80億人を超え、2050年には100億人に迫るといわれています。
人が健康を保つために欠かせない「たんぱく質」を、今の畜産中心の仕組みだけで支え続けることは、もはや限界に近い。
• 飼料用の穀物や水資源の枯渇
• CO₂排出による地球環境負荷
• 感染症やウイルスによる家畜の大量死
このように、たんぱく質の供給リスクは、日々高まっています。
それは“食の安全”の問題であると同時に、“国の体力”そのものを揺るがす課題です。
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アルプロンの使命 ― 「命のバトン」をつなぐこと
畜産農家の方々には、心から感謝しております。
動物性のタンパク質はとても美味しく、いまは主流ですが、様々な面で持続性においてリスクも感じます。これからは贅沢、貴重な食材として継続されることと思います。
改めて、私達は植物性のタンパク質の開発を急がなければならない、と思います。
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