ナイトブラというのは文字通り「夜のブラジャー」という意味ですが、実は『ナイトブラ』という言葉にはそれ以上の意味が含まれていたりします。
バストケアなど何もしなければ、年齢とともに徐々にバストが垂れていってしまいます。
これは自然の流れなのでいたし方ないと言えばそれまでなのですが、できればいつまでもツンと上向きのバストを保ちたいですよね。
ナイトブラを使用することで、このバストの垂れを防ぐことができるのです。
ナイトブラとは?
ナイトブラ、着用している人は多いけれどどんなものかよくわからないという方も多いでしょう。
ナイトブラは昼用の普通のブラジャーとは違い、バストケアを最優先に考えられた夜用のブラジャーのことです。
ナイトブラの目的
ナイトブラをつける目的は、「夜の就寝時のバストの動きを最小限にとどめ、垂れ乳や離れ乳などバストの型崩れを防ぐ」ということです。
このような機能を備えたブラジャーをナイトブラと呼んでいます。
普通のブラジャーを夜の睡眠時に使ってもそれはナイトブラとは言えません。
ナイトブラとしての条件と特徴
この目的を達成するためにナイトブラに求められる機能は以下のようなものがあります。
- 全方向からバストを支えホールドする機能
- 寝ている間の体の動きでもずれたりずりあがったりしない機能
- 装着によるストレスを感じさせず睡眠を妨げない機能
睡眠時に使用するものなので、気持ちの悪い締め付け感を感じさせないという点が非常に大事になってきます。
冒頭でも触れたように、現在では昼間も使用可能なナイトブラが主流を占めていて、「夜だけ着けるブラジャー」という意味合いは薄れてきています。
ナイトブラとノンワイヤーブラの違い
ノンワイヤーブラは、ワイヤーの締め付けによる不快感やストレスが無い、着け心地を重視したものです。
ナイトブラは、このノンワイヤーブラの一種とも言えます。
ノンワイヤーブラの中でも、夜寝ている間のバストケアの機能に特化したものがナイトブラなんです。
なので、ノンワイヤーブラ全てがナイトブラとして代用できるわけではありません。
美しいバストを目指すためには、睡眠時につけるブラはナイトブラとして開発されたものを選びましょう。
ナイトブラとブラトップとの違い
ブラトップは、キャミソールやタンクトップの内側にブラジャーの機能がついているものです。
ブラトップのコンセプトは、「ラクして胸キレイ」。
締め付けによるストレスを軽減しつつ、シルエットの美しさにもこだわっているのがブラトップ。
寝ているときの使用が前提ではないため、ナイトブラとして使用するには横からのサポート力が不十分なものが多いです。
リラックスできることを優先するあまり、ホールド力が弱いこともあります。
ナイトブラの効果と必要性
ナイトブラはバストケアに必須のアイテム。
いつまでもハリのある美バストを保つためには、夜も寝ている間もバストに気を使う必要があります。
バストの垂れの原因はクーパー靭帯の伸び
そもそもなぜバストが垂れてしまうのかというと、その原因は「クーパー靭帯」の伸びにあります。
「クーパー靭帯」というのは鎖骨の下あたりから上胸部にある組織で、バストを上から引っ張って支えています。
『天然のブラジャー』とも呼ばれる大切な組織です。
もしこの「クーパー靭帯」がなければ、バストは自分の重さを支えることができず、バストの輪郭すらなくなってしまいます。
この「クーパー靭帯」は妊娠による乳腺の発達や、体重の増減、加齢などで伸びて損傷していきます。
そして恐ろしいことに、この「クーパー靭帯」は一度伸びたら二度と元の状態に戻ってはくれません。
つまり、「クーパー靭帯」をいかに伸ばさず損傷させないか、ということが美しいバストを保つための鍵なのです。
ナイトブラの原理と特徴
この「クーパー靭帯」、バストの重みがもろにかかる日中だけでなく、夜寝ている間にも損傷させてしまっているのです。
もしノーブラで寝るとすると、横向きのときはもちろん、上向きの時もバストは自らの重みで横に流れ「クーパー靭帯」を引っ張ります。
寝返りを打てばそのたびにいろいろな方向に「クーパー靭帯」が伸ばされていくことになります。
日中であればブラジャーがバストの重さを支えてくれますから、むしろ夜寝ている間の方が「クーパー靭帯」を伸ばしてしまう可能性が高いとも言えます。
ナイトブラは、バストが横に流れることを防ぎ、寝ている間のバストの動きを最小限にとどめることで、夜寝ている間にかかる「クーパー靭帯」への負荷を軽減してくれるというわけです。
そう考えると、いつまでも美しいバストを保つためにナイトブラを付ける、というのはごく当たり前のことなのです。
ナイトブラの効果が出るまでの期間
「ナイトブラはすぐに効果が出るのか?」
美しいバストにあこがれる私たちにとってはとっても気になる疑問ですが、こうして考えると、ナイトブラの即効性というのはまったく重要なことではないと気付きます。
そもそもナイトブラは、バストアップ効果など狙って攻めるための「武器」ではなく、「クーパー靭帯」を守るための「防具」なんです。
ただ、この「バストの形を守る、整える」という効果に付随して、他にもいろいろなプラスの効果が現れます。
バストアップ効果もそのうちの一つ。
つまり、バストアップ効果はナイトブラの副作用として発現するものなんです。
ナイトブラの効果とメリット
ナイトブラを着用することで期待できる効果には大きく4つあります。
- バストの形を整える効果
- 血行促進効果
- 睡眠の質の向上効果
- 猫背の矯正効果
- バストアップ効果
ナイトブラを使用する大きな目的は、1番目のバストの形を整えるためですが、ナイトブラの効果はそれだけにとどまらないということです。
バストの形を整える補正・矯正効果
ナイトブラのメインの効果となるのがバストの形を整える補正矯正効果です。
昼間は上半身を起こしていることが多いので胸の重さはほとんど下方向にしかかかりません。
なのでブラジャーは下から胸の重みを支えられれば良いのです。
ところが夜寝ている間というのは、寝返りを打つなどの体の動きに合わせてバストは意外なほどいろいろな方向に動くため、バストをしっかりととどめておくには全方向からバストを支えてあげる必要があるんです。
ナイトブラはそんな夜寝ている間のバストの動きに対応した設計がされています。
バストをしっかり温める血行促進効果
ナイトブラを着用すると上半身が引っ張られるように姿勢がよくなります。
厳密に言うと、「素材の伸縮性で引っ張られるために姿勢を意識するようになる」ということです。
その結果、姿勢がよくなることで血行が促進されます。
また、猫背をなおすためにに使用する猫背改善ベルトのようなものがありますが、そういった補助用品を装着して強制的に姿勢を正している場合でも、今までさぼり気味だった姿勢保持のための筋肉が使用されるようになり、筋肉痛が引き起こされることがあります。
ナイトブラの場合は大胸筋や背中の筋肉が筋肉痛になることが多いです。
筋肉が使われれば血流も促されて周辺の体温が温まってきます。
これがナイトブラを付けるとおっぱいが温まるメカニズム。
おっぱいが温まりリンパや血液の流れも良い状態は、栄養やホルモンも豊富に供給される状態。
このようにぴったりフィットしたナイトブラを着用することで、バストアップのために非常に良い環境が整います。
冷えは万病のもと。
血行が良くなることで訪れるメリットはバストに関することだけにとどまりません。
睡眠の質の向上
血行が促進されることによって睡眠の質が向上します。
睡眠の質が向上すると、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌も活発になりホルモンバランスも整ってきます。
これらの女性ホルモンは乳腺の発達に深く関与していて、この2つのホルモンのバランスが整うことはバストアップには不可欠な条件だったりもします。
猫背の矯正
血行促進効果のところでも触れましたが、ナイトブラを付けることで姿勢が整い猫背の矯正を助けてくれます。
背中を伸ばして胸を張るだけでも外見的にバストアップしたように見えたりもします。
それだけでなく、正しい姿勢をとることで血行も良くなり肩こりなども改善されます。
バストアップ効果
このようにバスト周辺の血行が良くなり、睡眠の質が良くなり、女性ホルモンのバランスが良くなった状態は、バストアップに適した環境が整った状態でもあります。
ナイトブラの着用だけでなく、バストマッサージ、ストレッチ、筋トレ、エクササイズ、食事改善などとうまく組み合わせることで綺麗なバストを保つことができます。
ナイトブラ着用時の注意点
ナイトブラを付けることには色々な利点がある一方、付け方や使用方法を間違えると効果がないだけではなく、逆にバストに悪影響を与えることになってしまいます。
ナイトブラには直接的なバストアップ効果はない
バストアップ効果ですが、残念ながらナイトブラには胸を大きくする直接的な効果はありません。
もちろん着用している間は、脇肉や背中の肉を寄せて集めてホールドするのでバストアップしたように盛った状態にはなります。
ナイトブラには、姿勢を正してバスト周辺の血行を良くするなど、二次的にバストアップに適した環境を整える作用があります。
長期間継続的に着用することで胸が大きくなる環境が整うという、間接的なバストアップ効果が期待できるということです。
ナイトブラは付け方を間違えると血流が悪くなる
まず、乳がんになるのではないかという点ですが、その心配はありません。
American Association for Cancer Researchが発行するCancer Epidemiology, Biomarkers & Preventionという雑誌に、ブラジャーと乳がんに関する学術論文が掲載されています。
Bra Wearing Not Associated with Breast Cancer Risk: A Population-Based Case–Control Study
Lu Chen, Kathleen E. Malone and Christopher I. Li
DOI: 10.1158/1055-9965.EPI-14-0414 Published October 2014
Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention:”Bra Wearing Not Associated with Breast Cancer Risk: A Population-Based Case–Control Study“
この研究の中で、ブラジャーの着用時間、ブラを着用し始めた年齢、カップサイズ、ワイヤーの有無など、ブラの着用パターンと乳癌になるリスクには関連がないという結果が出ています。
ただし、間違えたサイズ・着用方法で使用すると健康面に悪影響が出ていきます。
きつすぎるナイトブラを着用した場合、血行が悪くなり頭痛や肩こりを引き起こしてしまうことがあります。
ナイトブラを付け始めて健康にに支障が出た、という場合のほとんどがサイズの合わないものを着用していたことによるものです。
ナイトブラのデザイン
ナイトブラの目的やナイトブラに必要な機能は同じとは言え、商品ごとにコンセプトが異なります。
コンセプトの違いはデザインや素材に現れてきます。
- カップの大きさ
- パッドの有無
- 調節ベルトの有無
- アンダー部分の幅
- ホックの有無や位置
- レースなどの装飾
ナイトブラのカップ
基本的に、ナイトブラはホールド力を得るために、バスト全体を包み込むような構造をしています。
なのでカップ部分の生地の面積が大きい商品が多いです。
「夜寄るブラ」などのように横から寄せる機能を重視している商品の中には、カップ部の生地面積が小さくバストの露出が多いものもあります。
ナイトブラのパッド
谷間メイクに欠かせないパッドは取り外し可能なものを採用している商品が主流です。
バストの大きさは常に一定な訳ではありませんから、カップの大きさの微調節にも使える取り外し可能なパッドがあるととても便利です。
また、パッドの構造などでいろいろと工夫、差別化している商品が多いです。
ナイトブラのベルト
「ふんわりルームブラ」などのように、バストを横から引っ張って寄せるためのベルトが付いている商品もあります。
カップの大きさを調節するためにも使えるので、パッド同様に機能的で便利です。
「モテフィット」など、ベルトではなくストラップの長さを調節することでカップの大きさを合わせるタイプのものもあります。
ナイトブラのアンダーの幅
夜寝ている間にブラがずれたりずり上がったりしないように、アンダーバストの部分が幅広のデザインのものが多いです。
特に胸のサイズが小さめの方は、睡眠中にずれやすかったりするので、ここもナイトブラ選びの重要なポイントです。
ナイトブラのホック
ナイトブラには、伸縮性の高い素材を使い筒状の構造をしていてホックの無いものが多いです。
ナイトブラでホックが付いているものの多くは、上で説明したサイズ調節ベルトを留めるためのホックです。
ナイトブラのレース
機能とは関係ない部分ですが、レースなどで装飾された商品もあります。
寝るときにつけるということであればあまり必要ないのかもしれませんが、大人っぽさや可愛らしさがあると気分がアガりますよね。
そういうナイトブラであれば、彼氏とのお泊りデートのときなんかにつけても、全然恥ずかしくないですよ。
ナイトブラのカラーバリエーション
昔は一色展開のものが多かったですが、最近はカラーバリエーションが豊富なナイトブラも増えています。
好きな色を選べると、レースなどの装飾同様、気分がアガるし着けるのが楽しくなりますよね。
ロングタイプのナイトブラ
腹上あたりまで丈のあるロングタイプのものもあります。
ナイトブラというよりも矯正下着、補正下着に近い感じですね。
ナイトブラの素材
ほとんどのナイトブラは、サポート力やホールド力を高めるために伸縮性の高い素材をメインに使用しています。
また、直接バストに触れる部分には綿などの肌当たりの良いものを使用するなど、素材を使い分けています。
コットン
敏感肌の方は、肌への刺激が少ないコットン100%生地をバストや肌に直接触れる部分に使用したものを選ぶのが無難ですね。
また、縫い目がきっちりと処理された縫製の丁寧なものを選ぶことも重要です。
シルク
シルクも肌なじみが良くて肌に優しい天然素材です。
デリケートな素材なので、ちょっとお手入れには気を使います。
ただ、シルクを採用しているナイトブラはあまり無いようです。
ナイロン
レースなど装飾部分やサイズ調節ベルト部分など強度の必要な部分に使用されています。
乾きやすく丈夫で安価な素材です。
スパンデックス(ポリウレタン)
ナイトブラの肝となる機能性素材です。
スパンデックスは、ポリウレタンを素材とした繊維の一般名称で、ゴムのように伸縮性が極めて高い性質があります。
水着やスパッツをはじめ、ストレッチ性のある衣料品に幅広く使用されています。
ポリウレタンと書かれていることの方が多いですね。
生地に含まれるポリウレタンの割合が高いほど伸縮性が高くなります。
ペアクール
ペアクールというのは旭化成の機能性素材で、接触冷感性と吸湿速乾性に優れています。
ベンベルグというコットンの再生繊維を主体にした繊維とポリエステルから作られた繊維です。
肌触りはサラッとしていて夏向きの素材です。
ナイトブラにも使われることがありますが、現在のところあまり採用されていません。
ナイトブラの正しい着け方
ナイトブラには正しい着け方があります。
着ける場面なども普通のブラジャーとは同じようで少し違う点もあります。
ナイトブラを正しく着用しないと逆に締め付け感が強くなってしまったり、ズレた状態でバストを固定してしまうことになります。
ナイトブラは基本的に下から履く
ナイトブラはスカートのように下から履いて着用します。
バスト周りのお肉を下から持ち上げていくようなイメージです。
ブラトップのように上から着てしまうと、おしりよりも幅の広い肩の部分を通さなければならなくなり生地が伸びてしまいます。
上からかぶるように着けると説明のあるナイトブラもありますが、生地がなるべく伸びないようにするためには下から履くように着けることをオススメしています。
脱ぐ時も同様に下から脱ぎます。
また、下から着用するとお腹のお肉をバストへ集めてくるのがちょっと楽になります。
アンダーの位置を合わせたら肩ひもに腕を通します。
脇肉や背中の肉をカップの中に寄せる
きちんと着けることが出来たら、今度は脇肉や背中のお肉などバスト周りの贅肉を手で集めてきてナイトブラの中に収めます。
ここまで出来たら、しっかり着用できているかを必ず鏡を見て確認します。
- 脇肉や背中の肉などバスト周りのお肉がきちんと収まっているか
- バストは正しい位置にあるか
- きつい部分や痛い部分がないか
- 肩ひもがねじれていないか
もし見た目的にはバッチリでも違和感があれば、リラックスできる状態になるまで微調整していきます。
間違った着用方法
正しくない着用方法には以下のようなものがあるので、必ずナイトブラを着用したら自分で確認してみましょう。
- 脇肉や背中のお肉がきちんとナイトブラのカップに収まっていない
- 左右のバストの位置や形が極端に違う
- ストラップ部分がねじれてしまっている
- きつさや痛みを感じる
しっかり正しい着け方を守らないとバストアップ効果が期待できなくなるばかりか、ナイトブラの寿命を縮めたりクーパー靭帯を切ってしまったりすることになります。
ナイトブラを長持ちさせる方法
ナイトブラも普通のブラジャーと同じで、長持ちさせるには、なるべく生地を伸ばさず痛めないことが重要です。
- 下から履いて下から脱ぐ
- 連続使用を避ける
- やさしく洗う
ナイトブラの洗い方
ナイトブラを長持ちさせるには、なるべくやさしく洗ってやることが重要です。
理想的には手洗いをしたいところ。
洗濯機を使う場合は必ず洗濯ネットに入れて、できれば手洗いモードでやさしく洗いましょう。
手洗いする場合も、ねじって絞ってしまうと生地を傷めてしまうので、脱水は洗濯機に任せた方が安全です。
ナイトブラの洗濯の頻度
見た目にはわからなくても、一晩着用したナイトブラには、汗や皮脂や汚れが付着しています。
皮脂や汚れは生地を傷める原因になりますし、ナイトブラは肌に直接触れるものなので、できれば毎日洗濯したいところです。
ナイトブラの干し方
ナイトブラを干すときは形を整えて、直射日光が当たらない風通しの良いところで陰干しします。
直射日光に当たると生地が傷むので、必ず日陰か室内で干しましょう。
乾燥機は生地を激しく痛めてしまうため、使用は避けましょう。
ナイトブラのたたみ方
ナイトブラのたたみ方や収納方法は普通のブラとほとんど同じです。
形を崩さないように二つ折りにするか横長のまま収納します。
カップの形を絶対に崩さないように収納しましょう。
他の洗濯物と重なって形が崩れてしまうのを防ぐために、できればナイトブラ専用の収納スペースを確保しておきましょう。
ナイトブラの基礎知識まとめ
バストはきちんとケアしない限り、時間がたつにつれ「クーパー靭帯」が損傷してバストが垂れたり離れたりしてしまいます。
ナイトブラを付けることで、この「クーパー靭帯」が損傷していくスピードを抑えることができます。
今からでもきちんとナイトブラを付けるなどしてバストケアを始めましょう。
「もう手遅れだ」と感じて何もケアしないでいるのとでは、確実にバストが垂れて形が崩れていくスピードも変わってきます。
何事もそうですが、大切なのは「現実を受け止めること」と「未来に対して行動を起こすこと」なんです。