バスト見た目は、大きさだけでなく形状によっても変化します。
バストが小さいと悩んでいたとしても、美しい形に整えることで魅力的に見せることが可能なんです。
なぜなら、バストの美しさは『バストの黄金比率(ゴールデントライアングル)』で決まると言っても過言ではないからです。
目次
バストの黄金比率(ゴールデントライアングル)とは?

鎖骨の中心と左右の乳頭を線で結んだときにできる三角形。
この三角形が綺麗な正三角形を描く状態を『バストの黄金比率(ゴールデントライアングル)』と言います。
バストの黄金比率は最もバストが美しく見えるバランスとされています。
具体的な数値としては、
バストの黄金比率
- デコルテ付近からバストトップまでの距離が18㎝~20㎝間隔
- バストトップからアンダーラインまでの距離が5㎝~6㎝間隔
- 左右のバストトップまでの距離が18㎝~20㎝間隔
- 乳輪の直径が3.4㎝~3.5㎝
といった感じです。
離れ乳や垂れ乳であっても、バストの黄金比率に近づけるケアを行うことで美しいプロポーションになります。
スリーサイズのバランスが良く見える黄金比率とは?
いくらバストが大きくても、ウエストがバストと全く同じサイズだとメリハリあるボディとは言えません。
女性のボディの美しさを決める要素はバストの黄金比率だけではありません。
ウエストサイズやヒップサイズといった、いわゆるスリーサイズも重要です。
スリムでもぽっちゃりでも、スリーサイズの最も美しいバランスは、
バスト:ウエスト:ヒップ = 1:0.7:1
だと言われています。
一昔前までは、「ウエストは細ければ細いほど女性の美しさは際立つ」と考えられてたこともありました。
現在では、多少はウエストのサイズが大きくても、スリーサイズのバランスが取れていれば魅力的なボディであるとされます。
女性のスリーサイズのバランスは、ボディバランス計算と呼ばれる方式で判断されることもあります。
ボディバランス計算
- 理想のバストは「身長(㎝)×0.52~0.53」で、160㎝の女性は83.2㎝~84.8㎝が目安
- 理想のアンダーバストは「身長(㎝)×0.432」で、160㎝の女性は69.12㎝が目安
- 理想のウエストサイズは「身長(㎝)×0.37~0.39」で、160㎝の女性は59.2㎝~62.4㎝が目安
- 理想のヒップサイズは「身長(㎝)×0.53~0.54」で、160㎝の女性は84.8㎝~86.4㎝が目安
ムリな減量やダイエットをすると、バストやヒップのサイズが落ちてしまい、理想のボディバランスから離れていってしまうこともあります。
ダイエットする場合にも、まずは自分のスリーサイズを把握して、無理ぜず適正なバランスに近づけていくようにしましょう。
バストの黄金比率に近づけるには?【目指せ!正三角形!】

では、バストの黄金比率に近づけるにはどうしたらいいか、その方法をご紹介していきましょう。
ブラジャーの正しい選び方について把握する
黄金比率のバストを作るには、自分のサイズや体型に合うブラジャーを選ぶことが重要です。
バストの下垂を防ぐとともに、バージスラインの幅を狭めることで、バストの黄金比率に近づいていきます。
ブラジャーの選び方がバッチリ合っていると、脇も背中もスッキリと見えるキレイなシルエットを演出できます。
「大体このくらいのサイズかな?」
と選ぶのではなく、自分に適した付け心地の良いブラジャーを選ぶのがポイントです。
一言でブラジャーと言っても、たくさんのバリエーションがあります。
ブラのバリエーション
- 衣服を着用した際にバストの形をキレイに見せてくれる「モールドカップブラジャー」
- 驚くほど柔らかくて身体の動きにフィットしやすい「やわらかワイヤーブラジャー」
- 脇のお肉をキャッチするシェイプパネルがついている「脇シェイプブラジャー」
- バストを丸々としたキレイな形に整えて見せてくれる「カップブラジャー」
- 軽い付け心地で動きやすさに焦点を合わせている「軽いブラジャー」
- 無意識に崩れてしまう姿勢を良くしてくれる「美姿勢ブラジャー」
これらの種類の中から、自分の悩みを解決できそうなタイプを選んでみましょう。
ブラの種類が決まったら、
正しいサイズの測り方
- 鏡を見ながら背筋を伸ばして真っすぐに立ち、背中から水平にメジャーをあてる
- メジャーがたるまないようにトップバストとアンダーバストを測る
のように正確なバストサイズを測定していきます。
測定できたら、
トップバスト(cm)-アンダーバスト(cm)
の数値からカップサイズを決定します。
トップとアンダーの差 | カップサイズ |
---|---|
10cm | A |
12.5cm | B |
15cm | C |
17.5cm | D |
20cm | E |
22.5cm | F |
25cm | G |
ただし、ブラジャーはメーカーや素材によっても着用感が大きく変わるので、できれば試着するようにしましょう。
寝る時はナイトブラを着用する
理想的なバランスのバストを目指すためには、ナイトブラも欠かせないアイテムです。
一般的なブラジャーは日中の使用を想定しているのに対して、ナイトブラは睡眠中にも快適に着けられるように開発されています。
ナイトブラには、
ナイトブラの機能
- 寝返りで上下左右に動きやすいバストの脂肪をカップの中心に集めて固定できる
- 仰向け時はバストの上部をサポート、横向き時は前中心に流れるバストをサポートしてくれる
- バストを支えているクーパー靭帯が切れたり伸びたりするのを予防できる
といった機能や効果があります。
快適だからと言ってノーブラで寝ていると、バストの脂肪が横に流れて離れ乳になったりクーパー靭帯がダメージを受けて垂れ下がったりするなどのリスクがあります。
ナイトブラを着用していれば、バストの脂肪が脇や背中に流れず、全体的にメリハリのあるボディに導いてくれます。
どのナイトブラも、
- 適度な締め付けの伸縮性素材
- 通気性の高い素材
などを使っているので、睡眠が阻害される心配もありません。
ナイトブラはバストケアの基本とも言えるアイテムなので、まだ使ったことがないなら、ぜひ一度試してみてください。
ナイトブラを比較して検討したい方は以下のページを参考にしましょう!
【関連記事】
ナイトブラのおすすめ人気ランキング30選!育乳や離れ乳に効果的な口コミが高評価のブラを比較!
姿勢を整える
普段の姿勢の悪さも、バストのバランスや形が崩れてしまう原因となります。
デスクワークやスマホの操作で、頭が前に出て肩が内側に巻き込むような前傾姿勢になっている女性はたくさんいます。
猫背はその代表的な症状で、血液やリンパの流れが悪くなってバストの垂れ下がりやハリのなさにつながってしまいます。
姿勢の悪さを矯正する方法としては
- ヨガやピラティスなど、体幹を強化するエクササイズで身体の全体的なバランスを整える
- 筋肉の疲れをほぐして動きやすくするために、1日に10分間に渡ってストレッチを行う
- 「足を組まない」「バッグは左右交互に持つ」「寝る時は仰向け」など、身体の片側だけに負担をかけないようにする
- 猫背や身体の歪みがあまりにも酷い場合は、整体に行ってプロの指導に従って姿勢矯正を行う
などがあります。
悪い姿勢はバストの型崩れだけではなく、健康面にも悪影響を及ぼす可能性があるので、意識して姿勢改善を目指しましょう。
マッサージやエクササイズに取り組む
黄金比率の美しいバストになるために、マッサージやエクササイズにも取り組んでみましょう。
乳トレを念入りに行うことにより、キラキラと輝くようなゴールデントライアングルのバストを手に入れることができます。
美バストを作るマッサージやエクササイズとしては、
バストくるくるマッサージ
- 片方の手を指を揃えてバストの下辺りに添える(右手は右胸、左手は左胸)
- 逆の4本の指を使って鎖骨からバストの上部にかけての部位を円を描くようにリンパマッサージする
- 反対側のバストも同じようにくるくるとマッサージをする
- 仕上げに気持ち痛いくらいの力で大胸筋をマッサージしてほぐす
肋骨ほぐしエクササイズ
- 片方の手の指を揃えて脇の肉をバストトップに向けて集める
- 手をグーの形にして第二関節の骨で脇からバストに押し上げるようにマッサージする
- 脇の下辺りからスタートし、こぶしを1つずつ下にずらして3つのラインを揉みほぐす
などがオススメです。
血行不良や冷え性の症状で悩んでいるなら、ぜひ始めてみましょう。
ツボを刺激する
ツボ刺激はバストアップや美バストを目指している人にもピッタリのバストケアです。
刺激するツボにもよりますが、ツボを刺激することで、
ツボ刺激の効果
- 血液やリンパの流れを促して、バストに栄養素や酸素を行き渡らせることができる
- バストの成長に欠かせない女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促すことができる
- 乳腺を発達させて乳腺細胞を増やし、バストの形成を促すことができる
といった効果が期待できます。
バストの黄金比率に導くだけでなく、血行不良の改善やホルモンバランスの安定で体調不良を和らげることもできます。
バストの黄金比率|まとめ
キレイなバストの形を決める『バストの黄金比率(ゴールデントライアングル)』について解説してきました。
鎖骨の中心と左右の乳頭を結んだラインの形が、バストのいちばん美しく見える正三角形に近づいていくと、胸のボリュームが小さくても美しいボディラインに仕上がります。
- ナイトブラの着用
- 正しい姿勢を意識
などで、美しいプロポーションのバストを目指せるので、今の自分にできることからバストケアを始めてみましょう。