あなたは「デコルテラインってどこ?」と聞かれて、一体どの部分なのか正確に答えられますか?
デコルテラインというのは、衣服を着用した時の襟ぐりのラインに当たる部分を指します。
夏場が近づいて暑くなって行くにしたがって、デコルテラインを露出する頻度は高くなっていきます。
女性としての魅力を最大限に引き出すためにも、デコルテラインを磨き上げることが大切です。
目次
デコルテラインの美しさの条件とは?

デコルテは首から胸元までの頭を支えている部分。
日中は常に頭の重さがかかっているため、疲労が溜まりやすい部分でもあります。
健康的でふっくらとしたデコルテラインの持ち主は、バストも魅力的に映りますよね。
ということで、デコルテラインの美しさの条件をいくつか紹介していきましょう。
鎖骨がくっきりと出ている
クッキリと浮かび上がる鎖骨は、デコルテラインがキレイな女性の特徴です。
しっかりと鎖骨が浮かび上がっていると、デコルテ部分の視覚的なメリハリが出て、全体的なシルエットも良くなります。
デコルテラインがはっきりと見えるようなワンピースなどは、美しさを際立たせる最適な服装と言ってもよいでしょう。
ですが、鎖骨がくっきりと出ていても、胸元が大きく開いた衣服を着用しさえすればいいというわけではありません。
谷間を見せつけるのではなく、Vネックのワンピースなどでデコルテラインを強調するのが極意です。
鎖骨がまっすぐに伸びている
鎖骨が逆ハの字やV字型に曲がっていないというのも、デコルテラインがキレイな鎖骨美人の必須条件です。
左右の鎖骨が水平に伸びていると、デコルテラインが非常に美しくバランス良く見えます。
ただし、鎖骨のラインにシワがあったりすると、せっかくのデコルテの美しさも失われてしまうので注意しましょう。
そもそもデコルテラインは強調して見せる部分ですので、そこにシワがあると余計に目立ってしまいます。
女性としての魅力を半減させないためにも、顔だけではなくデコルテラインのケアも忘れずに行いましょう。
鎖骨付近の血行が良い
鎖骨付近の血行の良さも、デコルテラインをキレイに見せる上でとても重要です。
猫背や首猫背の方は要注意で、
猫背の悪影響
- 猫背で姿勢の悪い状態をキープしている
- 首回りの血行が悪くなりやすい
- 鎖骨付近がむくんで美しさがなくなる
といった悪循環に陥りやすい傾向があります。
猫背は顔のむくみだけでなく、デコルテラインのむくみにも繋がってしまうんです。
スマホを長時間に渡って操作したり、デスクワークの時間が長かったりという方は、特に猫背になりやすいので、普段から美しい姿勢を意識して過ごしましょう。
- 胸を張って肩甲骨を近付ける
- 脇を締めるように意識する
といった点に気を配って日常生活を送ることで、猫背が改善されて血行も良くなりデコルテラインのあでやかさが戻ってきます。
肌が艶やかでニキビがない
デコルテラインを綺麗に見せるには、肌が艶やかでニキビや吹き出物ができていないのも重要です。
鎖骨がどれだけくっきりと真っすぐに伸びていても、肌がくすんだりニキビができたりしていたら魅力も半減してしまいます。
秋から冬にかけての季節は特に乾燥で肌がくすみやすいので、滑らかで艶やかな肌を維持するためにも保湿ケアを念入りに行いましょう。
デコルテラインが美しいと美胸に見える?

バストの悩み
- バストが小さくなったわけでもないのに、胸に元気がない
- 肋骨が浮き出てしまい、貧相に見える
- 女性らしいふっくらとした印象がない
なんて事態に陥ったりしていませんか?
ほとんどの女性にとって痩せるのは嬉しいことですが、貧弱な胸に見えてしまうのはショックですよね。
デコルテラインがふっくらと艶やかな状態になると、バストの印象も変わってきますよ。
胸元をしっかりと演出して美胸に見せるには、美しいデコルテラインを作る努力も必要です。
バストアップのためにバストアップクリームを使ってマッサージをしたりナイトブラを着用して眠ったり、といったケアをする方は増えてきました。
もちろん、バスト自体にハリを出すような対策は美バストを目指す上で基本ですが、デコルテラインを整えるだけでもバストが何倍にも美胸に見えたりします。
おっぱい美人を目指すなら、バストケアに加えてデコルテラインのケアも同時に行うようにしましょう。
デコルテラインをケアする方法って?

「薄着の季節になると、胸元のラインが気になる…」
なんて悩んでいるなら、デコルテラインをケアする必要があります。
では、デコルテラインを整えて美バストに見せるためには、どういったケアを行えばよいのでしょうか?
鎖骨のリンパマッサージを行う
デコルテラインのケアにとても有効なのが、鎖骨付近のリンパマッサージです。
スキンケアやボディケアに時間が取れないとしても、空いた時間に1分間くらいで簡単にケアできるので、ぜひ実践してみましょう。
心臓に近いこともあって、鎖骨付近には重要なリンパ節が存在しています。
このリンパ節が詰まって老廃物が溜まってしまうと、肌の状態も悪くなって身体全体のむくみに繋がりやすくなります。
むくみが出てしまうとデコルテラインの美しさも半減してしまうので、鎖骨付近を丁寧にリンパマッサージしてあげるようにしましょう。
セルフで行うリンパマッサージには、
セルフリンパマッサージの効果
- 強く圧力をかけなくてもリンパの流れを促し、体内の毒素や老廃物を排出するデトックス効果が期待できる
- 血行不良を改善して女性が悩まされやすいむくみや冷え性の解消につながる
- 新陳代謝を高めて疲労や肩こりを解消できる
- 免疫力や抵抗力を回復させて健康体を手に入れることができる
のような効果が期待でき、美容だけではなく健康にも効果的です。
リンパの詰まりを取り除いてあげると、むくみが取れて見た目もスッキリしますよ。
鎖骨のリンパマッサージは、
鎖骨リンパマッサージのやり方
- 両手にマッサージ用のクリームやオイルを手に取って肌の滑りを良くしておく
- 左右の鎖骨のくぼみを指の腹を使って3秒間ほど押す(5回くらい繰り返す)
- 手でこぶしを作り、鎖骨ラインの下辺りを中心から外側に向かって5回程度流していく
- 指全体を使って耳の後ろから鎖骨に向かって老廃物を流すイメージでさすっていく
のように行います。
必要に応じて脇の下やバストのリンパマッサージも同時に行えば、ふっくらと魅力的なバストも目指せます。
湯船に浸かっているタイミングやお風呂上がりなどに試してみましょう。
リンパマッサージを続けていけばデコルテラインを美しく整えることができます。
腕立て伏せで大胸筋を鍛える
腕立て伏せなどでバストの土台となる大胸筋を鍛えることによって、デコルテ部分をふっくらさせることができます。
大胸筋を鍛えることは、バストの垂れの防止にも繋がります。
効果的な腕立て伏せのやり方
- 四つん這いの状態になって両手と膝をつき、大胸筋を意識して息を吐きながら重心を下ろしていく
- 1セット5回~10回、1日3セットを目安に行う
- ヒップは高い位置をキープする
膝を床につけて行えば、筋力の弱い方でも難易度は高くありません。
ただし、初心者が急に無理な筋トレを行うと関節を傷めるなど怪我をする恐れがあるので、はじめは軽めの負荷で行い、徐々に負荷を上げるようにしてください。
適度な回数や頻度の腕立て伏せでデコルテラインを美しく整えていきましょう。
エイジングケアエクササイズを行う
- 「筋トレはちょっとツライ…」
- 「腕立て伏せはあまりできない…」
という場合には、エイジングケアエクササイズがおすすめです。
無理のないエクササイズで、デコルテ周りの筋肉を刺激できます。
エイジングケアエクササイズのやり方
- 立った姿勢でも座った体勢でもいいので、両腕を胸の前に伸ばして両手を合わせる
- 肘を曲げて顔のちょうど目の前に両手がくるようにする
- 両肘をピッタリと合わせて上の方に引き上げていく
- 限界まで上げたらその状態で5秒間程度キープする
- 肘を元の位置に戻し、一連の流れを5セット程度繰り返す
エイジングケアエクササイズは、肩甲骨付近も動かすことになるので、肩こりや首こりの症状で悩む方にもおすすめです。
肩周りがガチガチに凝っているときは、最初にストレッチも行って血行不良を改善していきましょう。
普段の生活で姿勢を良くする
姿勢の良さを意識することも、美しいデコルテラインを作るのに重要です。
鎖骨が真っすぐに伸びずにV字や逆ハの字に曲がりやすいのは、猫背など姿勢の悪さが原因です。
猫背になりやすい人には、
猫背の人に共通する癖
- いつも同じ横向きの方向で眠っている
- 座っている時に足を組むことが多い
- カバンを片方の手で持つことが多い
- 立っている時に身体の重心を片方の足にかけている
といったクセがあることが多いです。
猫背で背中が丸まって首が前のめりになっていると、バスト周辺の血流も阻害されてしまいます。
今までのクセを直すのは意外と大変ですが、健康的なバストや美しいデコルテラインを作りたいなら、美しい姿勢を意識しましょう。
姿勢矯正ベルトや姿勢矯正機能のついたナイトブラを着用するのもいいでしょう。
ナイトブラを比較して検討したい方は以下のページを参考にしましょう!
【関連記事】
ナイトブラのおすすめ人気ランキング30選!育乳や離れ乳に効果的な口コミが高評価のブラを比較!
夏場は念入りに紫外線対策を行う
デコルテは顔と一緒で、太陽の紫外線を浴びやすい部分です。
特に夏場は紫外線によるダメージを受けやすいので、念入りに日焼け対策をする必要があります。
紫外線対策で肌のダメージを抑えると、デコルテのくすみや老化を予防することができます。
デコルテの紫外線対策
- 日焼け止めを塗布する(日中もこまめに塗り直す)
- 飲む日焼け止めで身体の内側からもケアを行う
- うっかり日焼けした時は低刺激の化粧水でクールダウンさせる
のように、しっかり対策しましょう。
デコルテ部分は日焼け止めを塗っても汗や摩擦で落ちやすいので、最低でも1日に2回~3回の頻度で忘れずに塗り直しましょう。
保湿を意識したスキンケアを行う
顔のお肌は念入りにスキンケアしていても、デコルテ部分は意外となおざりになりやすいかもしれません。
デコルテは紫外線を浴びやすいだけではなく、皮膚が薄く乾燥にも弱いので肌荒れしやすい部分でもあります。
デコルテ部分の肌がくすんだりニキビができたりしていると、残念なデコルテラインになってしまいます。
顔と同じように、デコルテもきちんと保湿ケアしてあげることが大切です。
お風呂から上がった後には、化粧水で水分を与えて乳液やクリームでしっかりと閉じ込めましょう。
女子力をアップさせるためにも、顔とデコルテの両方のスキンケアを丁寧に行ってみてください。
デコルテライン|まとめ
デコルテラインの美しさで女性の魅力は変化します。
デコルテラインが整っていると、たとえバストが小さくても美胸に見せることが可能です。
- 鎖骨のリンパマッサージ
- 腕立て伏せ
- エイジングケアエクササイズ
- 紫外線対策や保湿ケア
など、デコルテラインを美しくするケアで差をつけましょう。